けっこう真面目に勉強に取り組んでいる生徒でも、問題を一回解いて終わりにしている子が多いのです。
こんばんは。KOSHIN学院塾長の瀬下です。
平塚市のTOP高は平塚江南高校です。江南高校に進学する子は「切れ味抜群でチョー頭が良い」と思われるかも知れませんが、必ずしもそうではありません。
中には本当にスゴイ生徒もいますが、ごく一部の生徒だけなんです。
※うちにも超絶天才級に学力の高い生徒いましたけど、彼らは別格なのでここでは論じません。
TOP高に進学するような生徒でも「最初に問題を解いたときは他の生徒と同じようにできないことが多い」のです。
ですから「先生! これ分かりません! どうなってるんですか?」なんていう会話はごく当たり前にあるのです。
普通くらいの成績で終わる子とTOP高に進む子では何が違うのでしょうか?
- この子はなんでこんなに点数があがったのだろう?
- この子はどうしてここまでしか点数があがらないのだろう?
その違いは、私自身も知りたかったので、じっと観察してみました。
答えはわりと簡単に見つかりました。
点数の高い子は、問題を解き終わっても、すぐには次の問題には進みません。
「ちょっと待ってください! もう一度自分で解いてみます!」
というのです。
反対に一生懸命頑張っているけどなかなか点数があがらない子の場合は、問題が解き終わるとすぐに次の問題に進みたがります。
どういう心理なのでしょうか。とにかく早く終わらせたいという気持ちが先行するのかも知れません。
そこで私は生徒を指導するときに「ではもう一度自分でやってみようね!」と声をかけます。
しかーし!
そこまで言っても、ちゃちゃっと見ただけで次の問題に進んでしまう子が後を絶ちません。根気比べです(>_<)
もうひとつ大切なことがあります!
- 問題は一度解いて終わりではありません。
- 一度間違い直しをしただけで終わりでもありません!
今年の中3生が面白いことを言っていました。
昨年の入試問題(過去問)は昨年のうちに解かせて、間違い直しもさせておいたのですが、最後の一週間というタイミングで「もう一度過去問」を解いてもらいました。
すると生徒達は「先生! この前に間違え直しをした時よりも、今の方が深いところまで直しができます!」と言い出しました。
これなんです! 私が狙っていたのは!
こういう勉強方法ができるようになってくれば、もうある程度放っておいても大丈夫なんです。分からない問題があれば勝手に質問に来ますから。
他の塾の先生がブログで「同じ問題は3回解かなければ、解いたとは言わない」というニュアンスのことをおっしゃってました。
まさに私が言いたいことと内容は同じなのです。
しかーし!
その3回の意味合いが問題なのです。
ちゃんとできるようになった! 本当に分かった! 次にこのような問題ができたら大丈夫!
というところに至るまで勉強して欲しいということなのです。
KOSHIN学院の地元の中学校では明後日月曜日から学年末試験です。
生徒全員が私の言葉を肝に銘じて学習してくれるようになって欲しいです。
※そんな簡単な話ではありませんが・・・
それではまた明日! See you!
【KOSHIN学院は神奈川県平塚市田村にある、生徒に真の実力を身につけてもらう学習塾です!】