私にも経験があります。以前勤めた大手塾で「体験に来た人に片っ端から電話しなさい!」と言われました。「一度でも体験にいた生徒には必ず電話しなさい!」と。
こんばんは。KOSHIN学院塾長の瀬下です。
電話勧誘なんかしてくる塾にろくな塾はありません!
※あ~スッキリした。一番言いたかったこと言っちゃった!
電話をガンガンかけてくるということは、そういうの専門の人がいるわけで、しかもその人の人件費は「月謝」から出ているのです。
本当にしつこい勧誘・・・辟易(へきえき)としますよね。
こんな笑い話があります。私が「本当に用事があって」ご家庭に電話したときのことです。
「こんばんは! KOSHIN学院の瀬下です。」といった瞬間に
「うちは結構です! ガシャっ!」と電話を切られてしまいました。
いやいやいやいや・・・ちゃうちゃう。お宅のお子さんが通ってる塾の先生ですからσ(^_^;)…
もう一度電話し直したらお父様が平身低頭詫びて下さいました(笑)
そのくらいしつこい勧誘が多いということですね。
しつこい勧誘が嫌いな理由
昔話ばかりで申し訳ございません。また以前勤めていた塾の話です。しかも私がまだ新米先生だった頃の話です。私はとんでもない失敗をやらかしてしまいました。
もうすぐ新年度です。その前に塾がやるのは生徒集めのための「春期講習」です。
生徒募集自体は悪いことだと思いませんが、問題はその方法です。
上司から「入塾率を※※%以上にしなさい!」と厳しく言われていた私は、その数字を達成したいがために「体験に来てくれた生徒に塾に入れ~!」と随分しつこく言ってしまいました。
- 中学に入ると勉強難しくなるから、ちゃんと勉強しないといけないんだよ!
- あなたは今から勉強すれば必ずできるよになるんだよ!
というようなことを随分しつこく言ってしまいました。すると
とうとうその生徒は泣き始めてしまいました。。。
とにかく後味が悪かったこと。自分で自分がイヤになりました。本当に申し訳ございませんでした。
あの時の生徒さんにお会いできたら、土下座してお詫びしたいくらいです。
それ以来上司にどんなに叱られても「分かりました!」と返事して、あとはテキトーに流していました。
※だから上司達は私のことを随分いじめてくれました。
しつこい勧誘は絶対しない!
時々「もうワンプッシュ」したら、この生徒さんは入塾してくれたかも知れないと思うことはあります。
でもね
- 本当に入りたかったら、必ず連絡して下さる!
- 無理に勧誘しても、やる気のない生徒はどうしようもない!
と思うのです。この無理に勧誘というのは、結局自分の首を絞めることになります。
ほら! あんな塾行っても成績あがんないじゃん!
と言われるのがオチですから。
KOSHIN学院の月謝は他塾に比べて安いとはいえ、それでも月に何万円もします。
それだけいただくのでしたら、それ以上のサービスを提供しないといけません。
絶対に「KOSHIN学院に来て良かった!」と思っていただきたいですから。
えげつない勧誘をする塾
塾ってね生徒を集めたらそれで終わりじゃないの。
奇しくも明日は神奈川県公立高校入試の合格発表です。
受験生の皆さんも今頃はドキドキでしょうが、実は私だって本当はドッキドキです。生徒の人生を変えてしまいかねない日ですから。
私達「学習塾」の仕事は、生徒のみなさんの人生を変えてしまいかねない職業なのです。
もちろん営利を目的とする集団ですから、お金を儲けて何が悪いと言う経営者も大勢います。否定はしませんが、私はその考えは嫌いです。
生徒を集めて終わりなら、多少えげつないことをすることもあるでしょう。
しかーし!
私達「塾人(じゅくじん)」は、大袈裟に言えば生徒の人生を預かっているのです。
私達がえげつないことをしたら、生徒達も真似します。
学習塾のセンセは(学校のセンセもそうだけど)、勉強を教えればそれで良いってもんじゃありません。
だから私は46連勤とか意味の分からないことをやって、生徒を応援しているのです。
※昨日・今日と本当に久しぶりに寝ることができました(しあわせ)。
きっと探せば私と似たような考えをお持ちの塾の先生はたくさんいらっしゃると思います。
そんな先生と出会えたら幸せですよね。
※自分もそうなれるように頑張ります!
それではまた明日! See you!
【KOSHIN学院は神奈川県平塚市田村にある、しつこい勧誘は絶対にしない学習塾です】