来年2月の入試の成果は、実はこの3月・4月で決まってしまいます。こんなこと言ったら驚きますか?
こんばんは。KOSHIN学院塾長の瀬下です。
単純に「教える」という作業としては、入試直前よりも「今」の方がはるかに多いのです。
理由は簡単です。どの塾でもこの時期は「新しい生徒」が来てくれます。新しい生徒は当然のことながら、塾で何をして良いか知りません。
ですから何をどうやってやるのかを、この時期に徹底的に教えてあげないといけません。そのやり方は塾によって様々です。
ひどい塾は何をどうやったら良いのかすら教えてくれません。そんな塾はすぐに辞めましょう。
新しい生徒に教えてあげるべきこと!
どの塾にも、その塾によってルールがあるはずです。
- 先生にはきちんと挨拶をしましょう!
- 脱いだ靴はきちんと整理しておきましょう!
- 授業を聞くときは先生の目を見て聞きましょう!
など様々あるでしょう。
KOSHIN学院のルールは単純明快です。
- それが勉強に必要なことかどうか。
- それをすることが成績UPにつながるかどうか。
- 他の生徒に迷惑をかけない。
何度も繰り返していますが、私は
「分からない」というのは絶対に叱りません。「分からなくてボーっとしている」のは叱ります。
あとは「けじめがつけられない」のは叱ります。休憩が終わって「さあ!やるよ!」と言ってるのに、ベチャクチャおしゃべりなんかしてたら厳しく叱ります。
注意しても直らない生徒は休憩禁止にします。それでも直らなければ塾を辞めていただきます。
※他の生徒の迷惑になる生徒は絶対にお断りしています。
まずは勉強の仕方を説明します。
KOSHIN学院には、KOSHIN学院の勉強の仕方のルールがあります。
詳細は以前書いたブログを御覧いただくとして、まずは基本的な流れを説明します。
その際に「なぜそうするのか?」という一番の基本を教えます。
何十年も塾の先生をしてきて、授業の仕方も色々工夫して、「こうやったら上手くいった!」「これではダメだった!」と試行錯誤した辿り着いたのが現在の授業スタイルです。
つまり生徒の皆さんに対する「先輩達からの重要なメッセージ」が、KOSHIN学院の基本的な授業スタイルなのです。
それをまず新しい生徒には確実に伝えます。
もともといる生徒でも、いつの間にか忘れてしまって、いい加減なやり方をしている子もいます。こういう生徒を引き締め直すのもこの時期の重要な作業です。
成功体験をしてもらいます。
今まで通ってた塾では、こんなことしてくれなかった。でもKOSHIN学院の塾長の言うとおりにしたら本当にできるようになった!
こうした成功体験をすると、生徒に自信が付いてきます。
やればできる!
生徒の皆さんをこんな気持ちにさせるのも、塾教師の大きな仕事です。
そのためには、生徒によって色々な指示を出していきます。もちろん優先順位を生徒によって変えながらです。
- まずはノートの書き方からやり直そう!
- 問題を解くときには※※に気をつけよう!
- 分からない問題があった時には※※しよう!
生徒によって様々です。
個人塾の強みのひとつは、生徒ひとりひとりの課題や特徴を、塾長が全て把握していることです。
生徒の数だけ課題があります。
ちょっと待った~!
この生徒のここが良くない、あそこがダメだ!
というのは学生のアルバイトでも分かります。
でもね! 私にはそんなことどうでも良いの!
私が教えるときは、
- この生徒のどこが素晴らしいのだろうか?
- どこを突いたら勉強をやる気が強くなるのか?
- 何を叱って、何を叱らないのか、誉めるのか?
を常に考えています。相手の欠点なんて小学生でも分かるんです。それを鬼の首を取ったような顔をして、とうとうと説教する教師がいるけど、私に言わせれば「あんたなんか先生じゃない。とてもプロの教師とは言えない。」なんです。
特にお勉強が苦手な子のお母さんは、学校などで散々悪いことを言われていてるのです。
そこに「塾のセンセ」が追い打ちをかけてどうるすんですか?
お母さん達は「うちの子をなんとかしてください!」と、それこそわらをもつかむような思いで、塾を頼ってきてくれてるのです。
なんとかして「良いところ」を見つけて、そこを糸口にして攻め込んでいくのが「塾のセンセ」のやることですよ。
「塾のセンセ」がヒッシの形相で頑張ってれば、生徒達は黙ってても付いてきますって。
それではまた明日! See you!
【KOSHIN学院は神奈川県平塚市田村にある、塾長も生徒もヒッシこいて頑張る学習塾です!】