中1の終わりくらいから急に勉強が難しくなってきます。私の経験からすると「中2の夏」が天国と地獄の分かれ目だと思います。
こんばんは。KOSHIN学院塾長の瀬下です。
中2の夏休み明けくらいから
- 数学は一次関数が出てきます。その後は証明問題が出てきます。
- 英語なら不定詞・動名詞・受動態・比較級が出てきます。。
- 理科は電流と磁界・オームの法則や、天気の問題が出てきます。
- 歴史は江戸時代以降が出てきます。解明されていることが多いので学習内容が深くなります。
- 国語は用言の活用などの文法がすごく難しくなります。
数学も最初は計算問題程度ですが、その計算でも「分数・小数の計算」はもとより、「割り算もまともにできない」生徒にとっては、ここからは地獄の始まりかも知れません。
勉強が分からないから学校へ行くのも面白くない。「もうどうでも良いや!」と投げやりになる生徒が続出するのもこの時期が一番多いのです。
やる生徒とやらない生徒がはっきり分かれる時期
勉強が分からなくなって「投げやりになる」生徒と、「受験に向けて頑張るぞ!」と前向きになる生徒がハッキリ分かれるのが中学2年生の夏です。
いままでそんなに成績が悪かったわけではない生徒でも、ここが勝負の分かれ目です。
難しい問題が各教科続きます。「分からない」が続けば、やる気をなくす生徒も出てきます。
このブログを呼んで下さっているお母様の中にも「一次関数」と聞いただけで頭が痛くなってしまう方も多いのではないでしょうか。
ちょっと待った!
実は「ちゃんと勉強すれば」一次関数はそんなに難しくありません。
ただ「教え方が下手くそな先生」に教わると、ほとんどの生徒が混乱して意味不明のパッパラパーになってしまいます。
問題集の解説を読んで分かった気になっている生徒も続出
生徒達をよく観察していると、解答や解説を見て「分かったような気になって」お仕舞いの生徒が多くいます。
「良い先生」ならば、絶対にそこを見逃しません。こういう生徒には
「良くできたね~! それじゃこの問題をやってごらん!」
と言って次の手を打ってあげます。
まず、ほとんどの生徒は次の問題ができません。
ここがポイントなんです!
一生懸命勉強しているつもりでも「成績があがらない原因」は、たいていここにあります。
だから今からやらないと遅いのです!
「勉強の仕方」を教えてあげて、それができるようになるには、数ヶ月かかります。遅い子だと数年かかります。
どうしようもなくなってから塾に来る生徒もいます。もちろんやる気がある生徒ならば「なんとか」します。でも所詮「なんとか」です。
ご近所に「良い塾の先生」がいらっしゃるならば、すぐに通わせてあげるべきだと思います。
まあ、しかし「そこまで面倒みてくれる先生がいる塾」を探すのは大変です。
大手塾にも優秀な先生はたくさんいますが、あなたのお子さんだけをしっかりと面倒みてくれるでしょうか。
成績優秀で、自塾の名誉になるような生徒ばかりを一生懸命教えているだけかもしれませんよ。
※私もKOSHIN学院を作る前は某大手塾でそんな授業をしていた時期もありました。
私も※※高校合格者※※名!
なんてことを自慢していた(おろかな)時期がありました。
例えば300名受験して、合格者150名なのに、
「※※高校合格150名!」
とか、うたってる塾はどうなんでしょうか。
「うちからは150名も合格してるんですよ~!」という塾。
そういう誘い文句に惑わされないようにしてください。
今から準備しましょう!
ちゃんと一生懸命頑張れば、公立高校のどこかには入れます。
※無理を言わなければ
KOSHIN学院の場合ですと、「うちは公立高校でお願いします!」という方が圧倒的に多いです。
確かに「費用」が桁違いですから。
私もなんとしても「そのご希望」に添いたいと思っています。
しかーし!
勉強は「電子レンジでチン☆」というわけにはいきません。
勉強は
- まず生徒の意識改革をして!
- 正しい勉強方法を身につけてもらい!
- 問題が分かるようにしてあげて!
- その問題を自分で解けるようにして!
- テストで良い点数が取れるようにして!
- 希望する高校に合格する!
という長い階段を登る必要があります。
ですから「毎日塾に通っても勉強時間が足りないくらい」なんです。
それではまた明日! See you!
【KOSHIN学院は神奈川県平塚市田村にある、生徒に真の実力をみにつけてもらうための学習塾です!】