劣等感って「現在の成績」に関係なくあります。必ずしも成績が悪い生徒が良い生徒に対して抱く感情ではありません。
こんばんは。KOSHIN学院塾長の瀬下です。
実は私も若い頃は・・・
おっと! 昔話をすると高田純次さんに叱られる(笑) 高田純次さん曰く歳を取ったらやってはいけないことは「説教」「昔話」「自慢話」だそうです。
オホン! 若い頃は随分と劣等感に苛まれ(さいなまれ)ました。顔は良くないし、足は短いし・・・女の子にはモテないし・・・お金はないし・・・
ああもう完璧でした(笑)
劣等感なんていうものは、私のようなイケないメンが持つものだと思っていたのですが、塾の先生になってみてガラリと考え方が変わりました。
私が中学生だった頃からすれば「憧れの雲の上みたいな人」でも劣等感を持っているのだと知りました。
もう少し分かりやすくいうと「成績がALL5で学年1位」なんていう生徒でも劣等感を持っているのです。
劣等感を抱く最大の原因
劣等感を抱く最大の原因は自分を他人と比べることです。
人間には二通りの生き方があります。
- 常に自分軸で行動する人。
- いつも他人の目を気にする他人軸で生きる人。
私もある意味人気商売ですから、どうしても「他人の目」が気になってしまうことがあります。
人間は「他人からよく思われたい」という本能を持っています。もちろんある程度は必要だと思います。
良く思われたいからマナーを守るんだろうし、言葉遣いも勉強して気をつけるのだろうし。
しかーし!
卒業生を見ていると、なかには「完全な他人軸」になってしまっている子がいます。
周りの人から良く思われたいから良い大学に行きたい!
などというのは典型的な他人軸で生きる人です。
こういう人間は周囲の目ばかり気にしていますから、いつも劣等感でいっぱいです。
- 私はこんなに一生懸命頑張っているのに、あの人は大して勉強していなくても良い点を取ると愚痴る。
- 私がこんなに一生懸命頑張っているのに、親は私のことを分かってくれないと愚痴る。
なんというか「周りの人」とか「親」のために勉強しちゃってるんだよね。
なんのために勉強するの?
誰のための人生なの?
と思いませんか?
自分はこういうことをしたいから、こういう大学に行く!
自分はこういうことをしたいから、こういう生き方をする!
このような「自分軸」で生きていけば、他人にどう思われようが関係ないんじゃないかな?
私はKOSHIN学院を作った時に、はっきりとこのことを感じました。
KOSHIN学院を他の塾と比較することは全く意味が無い!
他人に良く思われたいから塾をやってるんじゃないんだよね。他人によくしてあげたいから塾をやってるの。
私は常に「自分軸」で生きていこうと思っています。
自分の考え方に注意しなさい!
エラソーにブログで書いている私ですが、気をつけないとすぐに劣等感に付け込まれます。
若いお兄ちゃんがレクサスに乗っちゃってたり、不細工なオッサンが綺麗な奥さんをもらっていたり・・・
付け込まれることはたくさんあります。
しかーし!
それは私が不幸であるということでは断じてありません!
他人軸で生きている他人から見れば、私は「一国一城の主」で、「可愛い生徒達に囲まれて楽しそうにしていて」「独身でプレッシャーがなくて」「住宅ローンもなくて」って感じかも知れません。
自分の塾を作って、生徒達と楽しく過ごしたいと思ったから塾を作ったのです。
借金がいやだったから、塾を大きくしなかったのです。
それは「私がそうしたい!」と思ったから、そうなったのです。
自分を他人と比べるくらい愚かなことはありません。
そんな暇があったら・・・
本当に自分がやりたいことは何か?
自分はどんなことで世の中の役に立てば良いのか?
をもっと真剣に考えて下さい!
これは志望校を決める時にも大切です!
他人から「すごいね!」と言われたいからという理由で湘南高校を受験するならおやめなさい。
でも湘南高校で頑張っている先輩をみて「スゲー! 俺もあんな風になりて~!」と思うなら、ヒッシこいて勉強しなさい!
あなたが「勉強で輝く人間になりたい」のであれば、誰がナンと言おうとTOPレベルをめざしてください。
あなたが「他人からすごいね!と誉められたいから」というのであれば、勝手にしてください。私は何も言いません。
繰り返します!
自分はどうすることで輝けるのか、真剣に考えてください!
そのためには、どこの高校に進学するのが良いのかを一生懸命考えてください!
何がしたいか、まだ決められないのならば、とにかく多くの高校を見学して、いろいろ調べてみてください!
最後にもう一度!
他人と自分を比べても意味がありません! あなたの人生ですよ!
それではまた明日! See you!
【KOSHIN学院は神奈川県平塚市田村にある常に自分軸で生きる学習塾です!】