あくまで私個人の考えですが、試験で良い点数を取るのには、どれだけ「間違い直し」をできるかだと思っています。
こんばんは。KOSHIN学院塾長の瀬下です。
初めてKOSHIN学院に来た生徒に「このページの間違い直しをしてごらん。」というと、次のような生徒が続出します。
- ノートに綺麗に問題を書いて、ワークの答えの解説を写している子。
- 間違えた問題に答えを書いてお仕舞い。
- 綺麗にノートに解答欄を作っている子
その他いろいろあるのですが、代表的なのはこの3つ。
- これは問題を解くのがイヤな子に多いです。特に成績が中以下の女子に多い気がします。ノートを見るととても綺麗で、なんと申しましょうかノートに参考書を作っているような感じです。「頭に叩き込むために整理している」ならば良いのですが、たいていは「作業をしているだけ」で全く頭に入っていません。
- これは男子に多いです。間違い直しは解答欄に正しい答えを書いてお仕舞いにしています。なんのための間違い直しなのか、全く分かっていないケースです。
- これはお勉強が苦手な女の子におおいです。綺麗に線を引いていて遠目に見ると、まるで一生懸命勉強しているように見えます。
うちの生徒で私に叱られる代表的な3パターンです。
しかも「遠目に見ると勉強しているように見える」というのが最悪。
勉強しているように見せているだけの行為で、勉強が分からないことを先生に注意されないようにするための行為です。
できないことを隠さないことが大切!
良いんです!隠さなくたって。 むしろ隠すから余計叱られるんですけどね。
私も塾稼業を始めて、三十数年になります。初めの頃は「こうした生徒」は一生懸命勉強しているようにしか見えませんでした。
でも在る日気がついちゃったんです。
この子達は勉強しているのではなく、勉強をしているフリをしているのだと。
勉強に関して言えば、これほど厄介な生徒はいません!
中学生になって、こうした行為をしている生徒というのは、小学生の時から先生に叱られることを避けるために、こうした行為を繰り返してきています。
長年に渡って身を守るために身につけてきた悪習慣ですから、これを取り除くのは容易ではありません!
私が注意しても、5分もしないうちに同じことを繰り返す生徒も少なくありません。
隠さなくたって良いんです! 隠しちゃダメなんですって!
もっと始末が悪いのは、こうした生徒は叱られのを恐れてやっていることです。だけどそのことが余計叱られることにつながっていることを分かっていません。分かっていても防御本能でそうなってしまうのかも知れませんが。
間違えた問題しか直さないから
これも多いです。「間違い直しをしてごらん。」というと「間違えた問題だけしかやらない生徒」、実は結構多いんですよ!
- 本当にちゃんと分かってて解けているなら構いません。
- たまたま当たってただけの問題もあるんです。
- 正しく理解できてないけど、なんとなかく解けただけの問題もあります。
成績があがらない原因の多くは、この辺りにもあります。
塾に一生懸命通っているわりに成績があがらない原因のひとつです。
こうした生徒の場合、「あとで!」ではいけません。気がついたらその場で直してあげないと、無駄に塾に月謝を払わせてしまうことになります。
親や先生が問題を解いているだけになるケース
特に「新人先生」気をつけてください!
勉強するのが嫌な子は「質問」と称して、巧妙に先生に問題をやってもらおうとする子がいます。
こうした生徒も実は結構多いんですよ!
こういう生徒達にとってKOSHIN学院は最悪の塾なのかも知れませんよ(笑)
だってさ、怖~いゴリラみたいな顔をした塾長が、そんなの簡単に見破って、ビッシビッシ直そうとしてくるんですかね(笑)
※本当は最高の塾なんだよ~!
いかがでしょう。お母さんのお子さんは大丈夫ですか?
もしどこかの塾に通っているならば、塾の先生がそこまで気をつけて見てくれているか質問してみてはいかがでしょう。
さすがに「個人塾の塾長が、全教科自分で教えている塾」では大丈夫だと思いますが、私も昔は気付いていませんでしたよ(汗)。
それではまた明日! See you!
【KOSHIN学院は神奈川県平塚市田村にある、サボろうとする生徒には最悪の学習塾です!】