私の今のポジションは「学習塾塾長」です。ですから生徒が宿題をやらなかったり、忘れ物も酷い場合には注意する立場にありますが・・・。
こんばんは。KOSHIN学院塾長の瀬下です。
実は私も小中学生のころは、
- 宿題があったことすら覚えていない。
- 宿題なんてやらなくて良いと思っていた。
- 忘れ物があまりにもひどく、近所に住む同級生の女の子が私の持ち物を毎朝チェックしにきた。
そんなどうしようもない子でした。
「今の私」が「当時の私」を指導したら、きっとこっぴどく叱るんだろうな(>_<)。
ですから忘れ物ばかりする生徒を叱りながら、まるで「自分が叱られている」ような気持ちになることがあります。
どうして忘れ物をするのか。
どうして忘れ物をするのでしょうか。それは「子どもの頃の私」に聞けばすぐに分かると思います(笑)
子どもの頃の私は、そもそも「勉強しなくてはいけない!」という感覚がありませんでした。
学校の先生に「予定表」を書きなさいとか言われましたが、そもそもその予定表を書くことを忘れてしまうような酷い子でした。
朝学校に行き、授業が始まる頃になって「教科書がない! ノートがない! 宿題をやってない!」ことに気がつくのです。
今思い起こすと、「どうせそんなに叱られないだろう!」くらいに思っていました。
とんでもない事件が起こりました!
あれは高校1年生の夏休みのことでした。夏休みの宿題がたくさん出ていたらしのですが、私は全くやる気もありませんでしたし、例によって「やらなくても良いだろう。」くらいに思っていました。
※よくそんなんで高校行けたもんですねσ(^_^;)… まあ、時代の差でしょうか。
担任が地理の先生だったのですが、地理の宿題を何もやらなかったのです。担任は怒って
「母ちゃん呼び出し!」
とよく言ってたのですが、「どうせ本当に呼ぶわけないだろう」と思っていました。
ところがこの先生は、今までの先生と違って「本当に呼び出しちゃった」んです(OoO;) !
その後母親にものすごい勢いで叱られたのは言うまでもありません。まさか本当に呼び出すなんてね(笑)。
その時「生まれて初めて宿題はやらないとマズいんだ!」ということを知りました。
高校は中学と違って義務教育ではありません。
担任は本気で「単位やらないぞ! 本当に落第させるぞ!」と私を叱ってくれました。
この担任の先生は、現在KOSHIN学院の近くにお住まいで、今でも時々顔を合わせることがあります。
先生とお会いすると「まさか、本当に母ちゃん呼び出すと思わなかった!」と毎回そんな会話になります(笑)
でもね、あの時コッピドク叱ってもらったおかげで、提出物などは期限を守らなくてはいけないということが身に染みました。
学生時代、何名か私を真剣に叱ってくれた先生がいました。
今になって「その先生方に感謝の気持ち」があふれてきます。
そういう意味では、私は素敵な先生方と出会ってきたんだなと感謝の気持ちでいっぱいです。
先生は時にはこうして「人生を変えてしまう」くらいの影響があるのですね。
私は学校ではなく「塾のセンセ」ですけど、もしかしたら「生徒の人生を変えてしまう」場合もあるのではないかと思うと、身が引き締まるどころか、ぞっとします。
実際に多くの生徒の人生を変えてしまったことがあります。
当時は学年が違うので顔を合わせることもなかった卒業生どうしが、やがて「スタッフ」としてKOSHIN学院でバイトをしてくれましした。
なんとその2人「結婚しちゃった!」のです。今では3人の子どもの父・母となって頑張ってくれています。
ですから、その3人の子は「まるで本当の孫」のような気がします。
私と知り合ったばかりに人生が変わった生徒は他にもたくさんいます。私の知り合いの会社に就職した人もいます。いまでも私の相棒として頑張ってくれている人もいます。
少し話がそれましたσ(^_^;)アセアセ…
私を立ち直らせてくれたのは、私を真剣に叱ってくれた先生のチカラが大きいということです。
私を指導してくださった、多くの先生の集大成がKOSHIN学院だと思っています。
このように「私を教えてくださった先生」から引き継いだものは、「私の生徒にお伝えしたい」」と思っています。
私を真剣に叱ってくださった先生ありがとうございました。
それではまた明日! See you!
【KOSHIN学院は神奈川県平塚市田村にある、生徒を真剣に叱る学習塾です!】