KOSHIN学院の地元では今度の水曜日で全ての中学の中間試験が終了します。
こんばんは。KOSHIN学院塾長の瀬下です。
どうしても複数の中学校から生徒がきてくれると、試験対策が延々と続きます。修学旅行の日程の絡みで仕方がないのでしょうね。学校の先生もお疲れ様です。
地元「神田中学校」では、ようやく中間試験が終わり、中3生は待ちに待った「修学旅行」に行きます。
私は「どんなことでも一生懸命やると楽しいよ!」と生徒の皆さんに常々お話ししています。
なのでKOSHIN学院には「どんなことでも一生懸命やる生徒」がたくさんいます。
ですから毎年中3生は、この修学旅行を本当に楽しみにしていますし、私としても「一生思い出に残るような楽しい修学旅行」になってもらえたら嬉しいです。
しかーし!
今から4年ほど前の中3生の話です。あの子達は「遊ぶの大好き」「野球大好き!」。毎日明けても暮れても「野球!遊び!野球!遊び!野球!」でした。
彼らは修学旅行が終わっても、部活を引退しても、クラブチームなどで相変わらず野球三昧。それどころか修学旅行で盛り上がった気分が、そのまんま夏休みになっても続いてしまい。
結局一向に「入試への意識」が高まりませんでした。
私も本当に参りました。結局野球少年数名、入試を前にした大切な時期に塾をやめていきました。
野球推薦で高校に進むことになったので仕方ないのですけど。
完全にKOSHIN学院が「野球に負けた」感じでした。
今日生徒にお話しした内容から
中3生全員に次のようなお話しをしました。
「修学旅行は本当に楽しいので、ぜひ一生懸命楽しんできて欲しい。ただその前後が問題です。(数年前の野球少年の話を少し)。要するに切り替えが大切ということです。」
おそらくこの時期ですと、どの塾の先生も「切り替えが大切ですよ!」というお話しをされていると思います。もちろんKOSHIN学院でも言い続けています。
今日の中3生の表情からすると、私の言ってることを理解してくれたように思います。
楽しすぎて、ボケ~っとなっちゃう生徒が毎年いますから、十分に気をつけてください!
しかーし!
ただむやみに頑張るというほど無意味なことはありません。
「塾の先生」がやってはいけないことのひとつは、ただ「頑張れ!」と声をかけることです。
何を、どのように、どのくらい、どうやっってやれば良いのかを示してあげなければなりません。
KOSHIN学院ではすでに中3生全員に、この夏休み何をどのようにやるのか示しています。もうすでにその「夏休みの課題」を始めている生徒もいます。
では中3の夏、何をすれば良いのか?
非常にシンプルの次のふたつです。
- 中1・中2の内容の復習。入試には中1・中2の内容が3分の2でます。
- 二学期(後期)の内申点を稼ぎに行く勉強! 神奈川の入試では内申がすごく重要です。
志望校によっても勉強の仕方が違ってきます。
- 上位校を狙うなら、1・2年の復習は当然のことながら、できれば中3の履修内容をこの夏休みで一通り終えてしまうと良いでしょう。
- 中堅クラスの高校なら、1~2年の復習と、二学期(後期)の内申を稼ぎにいく勉強が大切です。
- 下位クラスの高校なら、とにかく「まず学校の夏休みの宿題」を必ず提出することです。提出物を出さないと、絶対に内申点があがりません。
大雑把な分け方ですが、これを「口で言う」のは簡単ですが、実際にやり続けるのはなかなか大変です。
KOSHIN学院は「毎日通っても月謝が増えない定額制」の学習塾ですから、この夏休みはこの制度を利用しないなんてありえません。
※数年にひとりくらいなんだかんだと理由をつけてサボる子がいますが、今年はそういう中3は退塾処分にします。厳しいようですが、これが私の精一杯の愛情です。
一生懸命頑張れば、行きたい高校に合格できる可能性が高くなります。
しかーし!
ただ塾にいて座っているだけでは絶対にダメです! 当たり前だけど。
修学旅行ボケしない!
このことを肝に銘じて、楽しい修学旅行に行ってきてください。
それでは今日はこのへんで。また明日!
【KOSHIN学院は神奈川県平塚市田村にある、何をどのようにやればよいのかきちんと示す学習塾です!】