現在は「高校受験専門」学習塾にしたので、小学生は数名しかお預かりしておりません。実は小学生って中学生よりもずっと手が掛かるんです。
こんばんは。KOSHIN学院塾長の瀬下です。
小学生はものすごく手が掛かります。でも「勉強は易しいから教えるのはラクではありませんか?」って時々聞かれます。
それに対して私は次のようにお答えしております。
「幼稚園の先生を思い浮かべて下さい。 一瞬たりとも目を離すことができませんよね? 突発的になにをするか分かりませんから。」
私は幼稚園のホームページのお手伝いをさせていただいているので、毎週幼稚園に行きます。
ほとんど園児の皆さんと触れ合うことはないのですが、たまに園長室で仕事をしていると園児達が・・・
「おっちゃん、誰や? 園長先生のお友達?」
と平気な顔でからんできます。さすがにうちの生徒で私のことを「おっちゃん!」なんて呼ぶ子はいませんが(笑)。
幼稚園の園児をみていると本当に可愛いんですけどね、一生懸命あの子達と話していると、あとでグッタリ疲れてしまいます。
とてもではありませんが、私にはあの子達の指導はできません(>_<)。
小学生の男の子を教えるのは大変です!
小学生の男の子ってね、「勉強以前の問題」を抱えている子が結構多いんです。
- 授業中に平気で立ち歩いてしまう。
- 忘れ物ばかりで、酷い子になるとカバンの中に勉強道具が入っていない子もいる。
- 反対にカバンの中から何年も前のプリントが出てくる。一度も整理してないんです。
- 危険な場所にも平気で登ってしまう。
- 授業が終わると、一目散に塾から飛び出してしまう。
もう、本当に油断も隙もありゃしません(>_<)
最近はそういう生徒はKOSHIN学院には来なくなりましたが、昔はそういう生徒がいて大変苦労しました。
はっきり言っちゃおうかな~?
そんなわけで、当時は中3より小学生の方を授業料高くしようと真剣に考えてました。
これマヂです。
KOSHIN学院は学習塾です!
当時は小学生の月謝をとても安く設定していたんですけどね、そしたらなんだか「保育所」みたいになっちゃったんです。
うちは「学習塾」です。「お勉強をしにくるところ、お勉強を教わりにくる場所」なんです。
そういう雰囲気の学習塾になるまで、ずいぶん時間が掛かりました。
ようやく「戦う集団」という感じになってきましたのですが・・・。
特に男子に多いのですが、「小学生気分が抜けない中3生」もいます。
「勉強しないなら、もう来るな! ここは勉強しにくるところだぞ!」
と叱られた生徒も何名かいます。でも不思議と辞めないんですけどね。
なんでだろう? 昔の私と一緒じゃんね(笑)。
私も何発コツンとくらったことか。さすがに今の時代「コツン」はまずいですけど。でも本当のことを言うと、ぶん殴りたくなることありますよ。ただ殴ってもなんの解決にもなりませんから、ぐっと堪えて我慢するんですけど。
まぁ、単純にお勉強したくないなら来なければ良いのにと思うのであります。しかも毎月何万円も払ってるんだから。
毎日がんばって通ってくる子は確実に成果があがっています。
正直なところ、この生徒はかなりまずい状態だと思うことがあります。そういう生徒が入塾を希望された場合は、私の方から次の条件を出します。
- ひじょうに遅れているのだから、毎日通塾してくること。
- 少々厳しいことを言うことがあるけど、イヤだったら最初から入らないこと。
以上2点です。
「うちの子だけ甘くみて欲しい」と言われてもイタシマセン! それが入塾の条件です。
だってさ、今までそのやり方でやってきたからダメだったんでしょ?
悪しき習慣を絶つには、少々苦しい思いをしてもらわなければなりません。別にぶったり殴ったりはしませんけどね。
プロ野球元楽天ゴールデンイーグルスの監督の「野村克也」氏(通称ノムさん)が次のことを述べています。
「叱る」と「誉める」は同義語である。
本当にそうだと思うんです。
叱っても無駄だと思ったら、叱りませんから。
どんな子だって「一生懸命頑張れば」必ずある程度まではできるようになります。少なくとも「公立高校進学」くらいのことはできるようになります。
ただーし!
勉強するのはイヤだけど、公立高校には行きたいなんていう子は、うちじゃ預かれません。
一生懸命がんばります! という生徒は少々成績が悪くても、私は全く気にしません。
よーし! やってやろうじゃんか!
って思います。
ですから、「やったるで~!」という気持ちをもって頑張って下さいね!
それではまた明日!
【KOSHIN学院は神奈川県平塚市田村にある、「やったるで~!」という気持ちを大切にする学習塾です!】