テレビを見ていたら「自殺する小中学生が一番多いのは9月1日」だと放送していました。これは間違いなく「夏休み」が影響しています。
こんばんは。KOSHIN学院塾長の瀬下です。
私事で恐縮ですが、昨年4月に父が他界しました。84歳でした。父には「お疲れ様! 今までありがとうございました。」という気持ちが湧いてきて、悲しくて泣きじゃくるなんてことはありませんでした。
ところが凡そ1ヶ月後大変な事件が起こりました。
中3生の時に数ヶ月間だけですが、KOSHIN学院に通ってくれた男の子がいました。どうしてもお勉強がイヤだったらしく、残念ながら最後まで面倒みてあげることができませんでした。
卒業生数名から、「塾長!M君が亡くなったの知ってる?」と連絡がありました。彼のことはTwitterでフォローしていたのですが、最後のツイートが「俺入院するかも」でした。
肝臓の病気だったそうです。でもまさか亡くなるなんて思っていませんでした・・・。
いくら途中で辞めた生徒とはいえ、「喜んでKOSHIN学院に通ってきてくれた時期」があったのですから、告別式に参列してきました。
58年間生きてきて、その間何度も葬儀に参列したことがありましたが、「あんなに悲しい葬儀」は初めてでした。
彼がまだ塾生だった頃、当時の中3男子5~6人を連れて塾の近くの「回転寿司」に行ったことがありました。
40皿以上食べた子が3人もいましてね、「25皿しか食べなかったM君」をみんなで笑ったのでした。
※よ~く考えると「25皿ってすごい」ですよね。
これが彼との一番の思い出になってしまいました。
告別式では、高校のクラスメート達がみんなオイオイ泣いてまして。その泣き方がものすごく悲しくて「ひぃ~っ」って泣いてました。
※この文章書いてたらまた涙が出てきてしまいました。
若い子が亡くなることほど悲しいことはありません。
今日も「いつも通り」生徒の皆さんが元気に塾にやってきました。「勉強が分からなくて不機嫌な子」もいれば「疲れ果てて居眠りしちゃった子」もいました。
そんな生徒のみんなの顔を見ていた時に、思わず私の口から
みんな、絶対に死んじゃダメだよ! そりゃ人間はいつかは死ぬんだけど、「順番」はちゃんと守ってね!
と涙目になりながら語ってしまいました。
※どうもここ数年涙もろくて・・徳光さんの気持ちが少し分かる気がします。
KOSHIN学院の生徒・卒業生も、死にたいほど辛い目にあうことがあるかもしれません。
でも死ぬ前に「とにかくKOSHIN学院に来て」欲しいんですよ。
亀の甲より年の功と言います。
きっと若い方達のお役にたてるんじゃないかと思っています。私も人生経験だけは長くなってきましたから。
※自称27歳は譲らないけど・・
オカネを貸してくれと言われても無理だけど、自分で自分の命を絶ってしまう前に・・・
- ああ! 塾長のチャーハンをもう一度食いたいな~!
- う~! あの激辛ラーメンをもう一度食いてーな!
そんな理由で構いませんから、そんなに追い込まれてつらくなったら、いつでもKOSHIN学院に帰っておいで=*^-^*=♪
人間生きてりゃ楽しいこと、たくさんあるからさ!
私自身もKOSHIN学院を作る前は、毎日のように死ぬことを考えてた時期がありました。KOSHIN学院を作ってからも何度か「もうだめだ!」と思ったこともありました。
しかーし!
私はこうして生きています!
卒業生達と「美味しい物を食べに行ったり」「みんなで旅行にいったり」と楽しいこともたくさんあります。
今度の期末試験が終わったら、中2の子達と「巨大なステーキ」を食べに行こうかと計画しています。
昨日も卒業してから一度も顔を出してくれなかった子が、5年振りに遊びに来てくれました。ついつい楽しくて真夜中までおしゃべりしてしまいました。
あの時死ななくて本当に良かった! これが私の偽らざる気持ちです。
生きよ! 生きよ! 生きよ! 最後の最後まで生きよ!
そしてできれば、ただ生きてるだけじゃなくて、一生懸命頑張って勉強して、「自分の好きな道」で活躍して、愉快な仲間と楽しい人生を過ごして欲しいです。
昨年亡くなったM君の分も、楽しい人生を送って欲しいと願っています。
きっとM君も天国から、みなさんの元気な顔を見てくれていると思います。
それでは今日はこのへんで。また明日!
【KOSHIN学院は神奈川県平塚市田村にある生徒の笑顔があふれる学習塾です!】