頑張ってるのに成績があがらないシリーズの「第3回」です。
成績をあげたいから塾に通わせているのに成績があがらない原因はいろいろあるのですが、意外と多いのが「親に問題がある」場合です。
こんばんは。KOSHIN学院塾長の瀬下です。
いきなり「この塾長なにを言ってるんだ! ムカツク!」と思われた方がいらっしゃるかもしれませんが、これは「事実」です。
ちゃんとした指導をしている学習塾ならば、「塾は休まないように!」と指導しています。
塾に来ないことには指導はできません!
特に勉強が遅れている生徒に多いのですが、「なんだかんだ理由をつけて」塾を休む子がいます。
- 今日は眠たいので塾を休みます。
- 今日は家族で出かけるので塾を休みます。
- 今日はおじいちゃんの家に行くので塾を休みます。
- 今日は%&#”&%$%#(よく分からない理由)なので塾を休みます。
塾に通っても成績があがらない一番の原因は「塾を休む」ことです。
※本当に体調がよくない場合を除きます。そういう時は休むことが必要です。
もっと恐ろしいのは・・
これだけ塾を休んでいるのに、本人も親も「頑張ってるつもり」でいることです。。
特に恐ろしいのは、これだけ休んでいるのに「塾に通っても成績があがらない」と他人の所為にするケースです。
長いこと塾の先生をしていると、いろいろと不思議に思うことがあります。
- なんで高い月謝払ってるのに、平気で塾を休ませるのだろうか?
- 塾や学校に行かないで寝ているのを叱らないのだろうか?
- 休むときに連絡のひとつもしない人がいるのはなぜだろう?
勉強って、できるようになるまではすごく大変なんですよ!
大変なことをして、苦しみを乗り越えないと何事もできるようになんかならないんです。
そのことが分かってらっしゃらない方も、かつて何名かいらっしゃいました。
試験前の大切な時期に「家族で食事に行く」という親
家族の団らんは、とても大切なことです。家族で楽しい時間を過ごすことで「明日への活力」が沸いてくるのも事実です。
小学生ならいざ知らず、「中3生で、しかも試験直前」というのに、家族で団らんのために塾を休ませるというのはいかがなものでしょう。
お父さんが出張に行っていて、滅多に返って来られないからなどの場合はやむをえないのかも知れませんが、それでも「試験前」だったら「塾へ行ってこい!」というのが親のすることですよ。
そんなに子どもを甘やかせて育ててどうするんですか!
そんなふうに育った子は、社会人になって、ちょっとでもツラいことがあると、すぐに会社をやめちゃうんですよ。
もう少しメリハリをつけないといけません。
子育ての元来の目的は、自分の子が自分のチカラで餌をとってくることができるように育てることです!
少なくとも、KOSHIN学院ではそんな甘ったるい了見の保護者の子は面倒みません。
だってさ、自然界では自分で餌を取って来られなければ飢え死にするしかないんですよ。
良い成績を取るような子は塾に来たがります
なにも勉強しなくても、天才的に「良い点数」を取れる人もいます。元東京都知事の「石原慎太郎」さんは、まさにそういう生徒だったそうです。
でもさ、そういう生徒は1000人に1人いるかどうかです。
KOSHIN学院で良い成績をとって頑張っているような子は、雨が降っても雪が降っても塾に来たがります。
※危険な場合は無理してはいけません!
部活などで、どんなに疲れていても頑張って塾に来たがるような子は、まちがいなく「良い成績」をとってきます。
むしろ「頑張りすぎて体調を崩さないように!」と、私の方からお母様にお願いすることがあります。
成績の良い子が、そうやって頑張ってるのに、成績が悪い子が塾を休んでばかり!
これじゃ成績があがるどころか、どんどん差が開いていきます。
ですから、「お母さん! あなたが心を鬼にして勉強するように仕向けなければなりません!」よ。
成績をあげたいから、「塾の先生にお願いします」というならば、まず「塾に行かせる」ことです!
どんなに優秀な塾の先生でも、塾に来ない子の成績をあげるなんて不可能です。
少し厳しいことを書きましたね。でも「これが現実」ですよ。
それでは今日はこの辺で。また明日!
【KOSHIN学院は神奈川県平塚市田村にある、お母さんのケアーもする学習塾です!】