私達が暮らす、この「日本」という国。KOSHIN学院の生徒達が将来「希望」や「喜び」に満ちた国になるのでしょうか。
こんばんは。KOSHIN学院塾長の瀬下です。
私が生まれたのは「半世紀以上前」のことです。
※なんかこの言い方イヤだなぁ(笑)
私が生まれ育った「横浜市鶴見区」でも。当時は田んぼや畑がいっぱいありました。それそれは、とてものどかな田園風景でした。
あれから半世紀以上が経ち、鶴見区も、現在私が住んでいる藤沢市も、KOSHIN学院のある平塚市も随分と変わってしまいました。
私にはその「便利さ」が、少し息苦しく感じることがあります。
でもやっぱり日本って良いな!
私が日本人で良かったと思う大きな理由が2つあります。
- 日本という国は言い方を間違えなければ、自由に発言ができること。
- そして何よりも「多くの素敵な方」と出会えたこと。
一つ目の「自由に発言ができること」って、ものすごく大切なことです。
昨夜四国のとある塾にお勤めの方が次のようなことをおっしゃってました。
「自由に発言する」って、「自分だけがスッキリする」ことではありません。
こちらだけがスッキリするような会話だと、相手に必ず遺恨が残ります。それを「発言の自由」というのはおかしいです。
全くおっしゃる通りだと思いました。
しかしながら「言い方を間違えなければ」、たとえ相手が学校の校長先生であろうと、内閣総理大臣であろうと、自分の気持ちをお伝えできるのが、この国の素晴らしいところです。
もっともさすがに安倍総理大臣が、KOSHIN学院にいらっしゃることはないでしょうが。
でも、もしそんなことが実現したら、うちの生徒達の「生の声」を聞いて頂きたいものです。
人間関係って、難しいんですけどね。
今日の休み時間に、生徒のみんなと「学校の先生」について、なんとなく話が出て盛りあがりました。
「2組の先生はなんていう先生?」などというたわいもない会話だったのですが。
そうこうしているうちに、ある生徒が「部活をやめられなくて困っている」と言い出しました。
なかなか顧問の先生が、部活をやめさせてくれないと悩んでいました。
私は「学校内部」でのできごとに口を挟むつもりはありません。
でもこうして「生徒達の話」を聞いていると、みんな「人間関係」でいろいろ苦労しているんだなということが伝わってきます。
しかーし!
こうして「人間関係」でいろいろ苦労することも、人間が生きていくうえで、とても大切なことなのだと思います。
※もちろん「程度」の問題はありますが。
- こういう言い方では相手に伝わらなかった。
- こういう言い方をしたら、相手を怒らせてしまった。
そんな失敗を繰り返しながら、生徒も教師も「人間関係」を学んで行くのです。
かくいう私も、何度も生徒や保護者の方を怒らせてしまう失敗をしてきました。しかし「その失敗」から多くのことを学んできました。
- 「親」だって、子どもから多くのことを学んでいます。
- 「先生」だって、生徒達から多くのことを学びます。
- 「役職にある人」だって、若い方達から多くのことを学びます。
こういう姿勢をなくしちゃったら、途端に日本という国は「つまらない・夢のない国」になってしまうでしょう。
よく「欧米のような合理的な会社作り」とか言いますが、私達日本人には、先人達が築き上げてくれた「文化・伝統」があります。
「終身雇用制」なんて、日本の古き良き時代の最たるものではないでしょうか。
「実力主義」「能力主義」も結構ですが、それが度を超えてしまうと、「弱者は生きられなく」なってしまいます。
世の中には「お勉強が苦手な子」「運動が苦手な子」「絵を書くのが苦手な子」など、「※※が苦手」という人はたくさんいます。
あまりにも「実力主義」「成果第一主義」が蔓延してしまうと、「弱者が生きていきにくい世の中」ができてしまいます。
「清水次郎長一家」のような「終身雇用制」は、こうした弱者が安心して働ける基盤を作っていたのだと思います。
そして「生活弱者」「学力弱者」でも、総理大臣や校長先とお話しできる世の中。日本には「そんな良さ」もあります。
我々「オトナ」は、子ども達のために「住みやすい国づくり」の道を作ってあげたいものです。
子ども達が「安心してのびのび生きることができる世の中」にしていきたいものです。
そのためには、今各人が抱えている仕事を一生懸命誠実に続けてくことが大切です。
私は「塾の先生」という仕事を通じて、生徒の皆さんの将来に貢献していきます。
それでは今日はこの辺で。また明日お目にかかりましょう!
【KOSHIN学院は神奈川県平塚市田村にある、一生懸命頑張る生徒をトコトン応援する学習塾です!】