「新しい生徒」が入ってくると、とても気になるのが「私の話を聞いていない生徒」が多いことなんですよ。
今日も数名の生徒を注意しました。
授業中に「国語の勉強方法」について、ひとりの生徒に説明したんです。
中2の女子が国語の問題が全然分からないって言うんです。
国語の文章題の中に「中2には難しいだろうな」という言葉がたくさん入ってました。
その生徒に
英語の長文問題を解く時にさ、分からない単語ばっかりだったら全然分かんないよね。それと同じで「国語」だって、分からない言葉だらけだったら全然分かんないの。
だから、まず問題文の中にある「分からない言葉」を全部調べてみてごらん!
という話をしたんです。元々いる塾生達は「これは僕にも大切なことだ!」という姿勢で、他の生徒が指導されていても「自分のこととして」話を一生懸命聞いていました。
でもね、「新しく入った子達」は、そろいもそろって「自分には関係ない」とばかりに、自分の問題を解いていました。
これって、とってもモッタイナイことなんですよ。
生徒の皆さんは基本的に「私の授業」を聞きに来ているわけ。塾長の私から、いろいろなことを吸収するために塾に来ているわけです。
なにも「私の言うこと全て聞け!」と言ってるのではありません。
でも「これは自分にも大切だな!」と思ったら、他の生徒が指導されていても聞き漏らしたらモッタイナイんです。
真面目に頑張ってる生徒は、絶対に私の話を聞き漏らさないようにしてます
「塾長が言ってる大切なことは聞き漏らさないぞ!」という姿勢のある子は、例外なく好成績を取ってきます。
これって何も「私がすごい」ということじゃないんです。
先生の言ってることを聞き漏らさないぞ!
という気持ちのある生徒は「学校の授業」だって、同じように一生懸命聞いているっていうことなのです。
「塾長の私」に呼ばれて、返事もしないような子は、間違いなく学校の授業だって上の空(うわのそら)でしょう。
同じように、同じ授業を受けても、これだけの「意識の差」があると、成績も雲泥の差となってくるのは、皆さんにもお分かり頂けると思います。
先生の話を聞くのがどれほど大切か!
先生の話をちゃんと聞いて、自分のものにしていくという「当たり前」のことができない子が多いのが気になります。
では、そういう生徒は本当に先生の話を聞けないのでしょうか?
とんでも8分歩いて10分ですよ(とんでもございませんの意)
今日私が「先生の話を聞くことの大切さ」を「新しく来た生徒達」にも話してあげたら、みんな一生懸命「私の話」を聞こうと努力するようになったんです。
つまり「先生の話を真面目に聞く」という「当たり前」のことを教わってこなかったんですよ。
そんなことだから、学校の成績も下がりっぱなし。どんな課題が出ていたかなんでお構いなしになっちゃうの。
こういう基本的なことができてないと、いくら塾に通おうが何しようが成績なんかあがるはずありませんよ。
このブログを読んでくださったお母様! あなたのお子さんは大丈夫ですか?
それでは今日はこの辺で。また来週お会いしましょう。