問題を一度解いてお仕舞いにする生徒・・・【学習塾】

今日は当初の予定ではオフにするつもりでしたが、中2の生徒の要望で、急遽試験対策授業を行いました。

この「やる気!」を大変評価してあげたいです。中1生も来て頑張っている子もいました。

このブログでも度々繰り返していますが、KOSHIN学院は一生懸命頑張っている生徒をトコトン応援する学習塾です。

中3生ならいざ知らず、中2生もこうして「やる気満々」なのは嬉しい限りです。

しかーし!

やる気があるのは大変良いのですが、まだまだ勉強の仕方が甘いのなんの。

例えば・・

  • ワークの問題を一度解いて終わりにする。
  • 試験範囲を確認もせずに問題を解き始める。
  • 試験範囲を終わらすには、塾のワークをどこからどこまでやるかも分かってない。
  • 漢字練習のような「自宅でできること」を塾でやってる。

あげるとキリがありません。

まあ、考えてみれば今年の中3だって、どれほど口を酸っぱくしてこれらのことを徹底してきたかということなんですけどね。

敵に勝つには敵を知る!

現在「中3生」には、「入試にはどんな問題が出るのか」教えている最中です。どんな相手だか分からなければ、戦いようもありませんからね。

中1・中2生の場合ですと、KOSHIN学院に入塾して間もない子達もいます。

入塾して間もない子のほんんどが「勉強の仕方」からしてなってないんです。

「試験勉強をしろ!」

なんて言われたって、何をどうやってよいかすら分かってなくて。酷い子は試験範囲と全く関係ないページの問題を解いていたりすんです。

アントニオ猪木ではありませんが「バカヤローっ!」って感じです(>_<)

小学校6年間、そして中学生になってから、おそらく一度も具体的な勉強の仕方を教わってこなかったのでしょう。

これって「本人の責任」というよりも、「親や教師の責任」ですからね。

しかーし!

こうした生徒でも、

「勉強の仕方をですね、丁寧にご説明させていただいて、私どもの指導をですね、ご理解いただけるように努力してまいりたいと、このように思うしだいであります。」
※どこかの国の総理大臣風に(笑)

すみません。茶化しました。

全く勉強の仕方がなってない生徒に、中学で習う難しい勉強を理解させるのは至難の業なんですよ。

今日、中1は「質量パーセント濃度」「溶解度の計算」の問題を解いていました。

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中2の理科では「オームの法則」です。

oomu

こういう問題がすらすら解けないと、来週の試験ができないんです。

こういう問題を「勉強する習慣のない子」に教えるんですから、そりゃ厳しいことも要求せにゃあかんのですよ。

なかには中学生になっても、小数や分数の計算すらできない子がいます。そんな子達がこの問題を解けるはずがありませんよ。

だから小学生のうちから、「しっかりとした基礎」を作っておく必要があるんです!

しかもほとんどの生徒が1回解いておしまい

上記のような問題をですよ、1回解いただけでできるようになると思いますか?

そこそこ成績の良い子でも、「じゃこの問題もう一回自分のチカラだけで解いてごらん!」というと、ボロボロなんですよ。

今日はそうやって、「じゃ、もう一回やってごらん!」ということを徹底的に練習してもらいました。

生徒自身も「1回やったからできる」と思っていた子が多くて、2度目にやったら、全然できないことに愕然としている子が結構いました。

この問題をみて、お母さん! 中学生のみなさん! どう感じましたか?

週に1~2回、チョロチョロっと塾に行ったくらいでは、全く歯が立たないということをお分かりいただけましたか?

理科のほんの一部」だけで、これだけです。中間・期末試験の範囲はもっと膨大です。しかも5教科・9教科ですから。

ですから、簡単に「塾に行けばどうにかなる」なんて思われたら困るんです。

もう少し付け加えると、「入試レベル」で考えると、これでも「基礎的」な問題ですからね。

それでは今日はこの辺で。また明日!

【KOSHIN学院は神奈川県平塚市田村にある、一生懸命頑張っている生徒をトコトン応援する学習塾です!】

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この記事を書いた人

瀬下淳志のアバター 瀬下淳志 KOSHIN学院塾長

神奈川県平塚市田村にある高校受験専門の集団個別指導の学習塾です。お勉強が苦手でもお断りしませんが『やる気』は大いに気にしています。