小学6年生です! 中学生になる前に・・・【学習塾】

小学生の時には、ほとんどの科目で◎を取るほど優秀だった生徒が、中1の終わり頃には最下位争いをするほど悲惨な状況になってしまっていたということが何度もありました。

ひと言で言っちゃうと「中学校の勉強」を舐めてたのね。小学生の時は授業を真面目に聞いてれば、そこそこできちゃう生徒もいます。

塾などで「先取り学習」をしている子だと、「中学の内容なんかもう終わってるもん!」とか言っちゃって、小学生気分のまま楽しいだけの中学校生活を送っちゃって、気がついたら大変なことになっているケースも少なくありません。

以前このブログでも紹介しましたが、二十数年前のことです。

某進級式計算教室で先取り学習をし、小学校6年生で既に微分積分まで終わってると、あきらかにKOSHIN学院を見下した態度で入塾申込に来られたお父様がいらっしゃいました。

そのお父さんの言った言葉が忘れられません。

うちの子ははっきり言って東大を狙ってます!

小学校で微分積分まで終わってるなんて、どんなすごい子なんだろうと思いました。

ところがギッチョンチョン

よくできていたのは計算問題だけ!

そりゃぁ、そうですよね。進級式計算教室で先に進んでいるだけですから、そもそも「微分ってなんですか?」なんて言われたら全く歯が立たないの。

微分は高校生の内容だけど、中学の内容でも少し捻(ひね)られると太刀打ちできないの。

そして何より中学生が一番大変なのは

9教科全部勉強しなければならないこと!

なのです。数学の計算だけができるという程度では、上位の成績を取ることなんか不可能なのです。

これって中1の問題ですからね! ちゃんとグラフを理解しないと解けない問題です。

小学生気分で解けるほど簡単じゃないのです!
※なかにはスーパー天才もいますが・・そういう生徒だって、KOSHIN学院でちゃんと勉強してますから!

KOSHIN学院は「全教科」指導する学習塾です。実はこれがすごく大変でして、

数学」だけで良いとかなら、もっと簡単に成績をあげることできます。

しかーし!

数学だけでも大変なのに、5教科全部・9教科全部勉強しなければならないのです。

だから甘えた気分でチンタラダラダラやってると、試験範囲の勉強をやらないまま試験を受けちゃうなんてことになっちゃうんです。

先ほどの東大狙ってると豪語していたお父さんの子も、現実にぶち当たりガク~んと成績がさがり、一年生の途中で退塾してしまいました。

その後「オール1でも入れる高校」に進学したという情報を漏れ聞きました。
※今は「ALL1」では入れる全日制公立高校はありません。

これも私の苦い経験のひとつでした。

もう一つ現小6生が気をつけること!

それは「部活選び」です。中学校の先生の中には「部活をやるために学校に来ている」ような教師がいるのも事実です。

普通の中学校では試験前一週間は「部活禁止期間」にして、試験の勉強に集中させるように指導しています。

しかーし!

部活によっては、試験期間中でも平気な顔して大会」だの「練習試合」だのを組み込んで、クタクタになるほど生徒に練習をさせる教師もいます。

そうなると、試験前にもかかわらず、疲れ果てちゃって勉強どころじゃないという生徒がでてきます。

はっきり言っちゃおうかな~!

そんな部活に入るなら、成績はあきらめてください!

それでも大丈夫ですよ~!」なんていう塾があれば、間違いなく「銭儲け主義」の塾ですから。

そういう部活に引っかからないようにするには、中学校の先輩に話を聞くのが一番でしょう。

私は決して「部活反対論者」ではありません。中学校って「勉強だけ」じゃありませんから。

しかーし!

試験前でもお構いなしで、部活漬けにするような部活は断固否定します。

こんなことも参考にして、充実した中学生活を送れるように、今から少しずつ準備をしてください。

尚KOSHIN学院では、来年2月16日より本格的に「中学準備講座」を行います。詳細は後日発表致します。
※2月15日が公立高校入試なので。

それでは今日はこの辺で。また明日!

【KOSHIN学院は神奈川県平塚市田村にある、一生懸命頑張っている生徒をトコトン応援する学習塾です!】

 

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

瀬下淳志のアバター 瀬下淳志 KOSHIN学院塾長

神奈川県平塚市田村にある高校受験専門の集団個別指導の学習塾です。お勉強が苦手でもお断りしませんが『やる気』は大いに気にしています。