実名は伏せますが、他塾の塾長先生が「勉強ができないのは、親が悪い!」とブログで書いてました。
え~? そんなことブログで書いちゃうんだ・・と思いながら読み進めると・・・。
ただ親を責めているわけではありませんでした。
- そもそも親が大して勉強しなくても高校に行かれると思っていた。
- 自分はテレビやスマホをいじっていて、子どもには「勉強しろ!」と言うだけ。
こうした親御さんを戒めているブログでした。
なんだ、私と一緒じゃん。
少しの意識改革で、大きく変わる!
その塾長先生のおっしゃる通り、「まずは保護者」が変わることが大切なのかなと思います。
※塾の場合はまず「塾長が変わる」ことが大切です。
- なぜ勉強しなければいけないのか、お子さんに正しく説明できますか?
- 理由も分からず勉強しろと言われたお子さんが、頑張り始めると思いますか?
結論から言っちゃうと、学校の勉強をほとんどしなかった方でも立派に社会人として活躍されている方はたくさんいらっしゃいます。
例えば「田中角栄」元内閣総理大臣です。彼の最終学歴は「高等小学校卒業」、現在で言えば「中卒」です。もっとも小学校での成績もすごく優秀だったそうですが。
角栄さんは「田中土建工業」という会社を経営していました。
角栄の地元新潟は、日本海からくる季節風が三国峠にぶつかる構造で、毎年大雪に悩まされていました。雪の季節は、男たちは新潟から離れて出稼ぎに出なければならなかったのです。
そこで角栄は「三国峠をダイナマイトで吹き飛ばせば、越後に雪は降らなくなる。出てきた土砂は日本海に運んで、佐渡と陸続きにする」と主張しました。
本当にびっくり発言ですよ。
さらに田中角栄が30歳の時、第二次吉田茂内閣にて、法務政務次官に就任しています。
角栄さんがいたおかげで、関越自動車道ができたと言われています。上越新幹線なんかも彼のチカラと言われています。
ここでもう一度確認します。彼の最終学歴は「高等小学校卒」ですからね。
なんでこんな話をしたかというと、世の中全体的に
- ※※がないからできない!
- ※※がやってくれないからできない!
- ※※がやれって言ったからやっただけ!
となんでも他人の所為にしちゃう人が多いんです。他人の所為にして自分を正当化しようとしているんでしょうが、私はそういう人は嫌いです。
では「塾長」の私は「誰の所為」にすれば良いのでしょうか。
え? 今「だって!」って言いませんでしたか?
「だって」なんですか?
だってオカネがないから塾に行かせられないですか?
塾なんか行かなくても勉強する方法なんかいくらでもあるでしょうに。
※すみません私塾経営者です・・(>_<)
確かに我々は学力を身につけさせる「プロ」ですから、いろいろな引き出しを持ってますよ。
しかーし!
田中角栄さんは「塾」なんか通ったでしょうか?
雪が邪魔なら、三国峠をダイナマイトで吹っ飛ばせば良いと言っちゃう人が「塾」なんか通ったでしょうか。
※さすがにこれは実現しませんでしたけどね。
要するに本人の気持ち次第ということ!
田中角栄さんと言えば「ヨッシャ!」という言葉が有名でした。この「ヨッシャ!」の中に彼の強い決意がにじみ出ているんです。
よし!やってやる!
ほんの少し、こういうような気持ちになると人間は大きく変われるんです。
五十数年前ものすごく泣き虫だった少年が「学習塾を経営」するようになって、生徒を指導しちゃったりするんですよ。
やりもしないでグチャグチャ言ってないで、「まずやれ!」って思うの。
やってみると案外できるもんですから。
もちろん最初のうちは厳しいですよ。でもそれであきらめちゃうんですか?
誰かの所為にして逃げちゃうんですか?
一生そうやって逃げ回ってばかりの人生を送るんですか?
やってみようよ! やればできるって!
うまく行かなかったら、やり方を工夫してやり直せば良いだけなんだから。
KOSHIN学院の生徒は、そんな風に気持ちを切り替えることに成功した生徒・卒業生がたくさんいます。
やってやるって!
さあ、君も誰かの所為にばかりしてないで、「自分のチカラ」でやってみようよ!
それでは今日はこの辺で。また明日!