これはまだ私が「塾の先生」になり立ての頃の話です。当日勤めていた塾では「職員会議」という名の「上司からの命令を伝達する作業」がありました。
名前こそ「会議」なんですけどね、要するに「上の人」のご機嫌伺いみたいな馬鹿臭い時間でした。
まぁ私も若かったから、それなりに「ふ~ん」と思って聞いていましたけどね。
その中でも一番馬鹿らしいと思ったことについて書きますね。
他塾の批判をしなさい!
要するに私達の塾が一番良くて、他の塾は良くないというということを生徒達に伝えなさいということでした。
そこで、私も上司に言われた通りにやってしまったんですよ。
「他の塾に言っても成績があがらない!」とかね・・・。
そしたらある保護者さんから、厳しいお叱りを受けましてね。その保護者さんには2人お子さんがいまして、1人は私の生徒でしたが、もう1人は私が批判してしまった塾に通っていました。
もうね、やっちまいましたよ・・・
「うちの子は喜んでその塾に通っていますし、先生もすごくよく面倒みてくださっています!」
あの時のお叱りは今でも忘れられない痛恨の事件でした。その後私は猛反省しましてね、もう2度と他人の悪口を言わないと決めました。
※時々間違えて言ってしまったことは、もちろんありましたけど。
そもそも私は「他塾の内容」なんか知らないわけですよ。他塾どころか「他人の家庭の事情」だって何も知りません。
※相談されなければ、こちらから家庭の事情を聞くことはありませんから。
時々我がKOSHIN学院の悪口を言う人がいると耳にすることがあります。
あんな塾成績上がらないとか、宿題がすごいらしいとか。
すみませんが、私その悪口を言っている人に会ったことも見たこともないんですよ。
はっきり言っちゃおうかな~!
うちの来てくれた子の99%は、ものすごく喜んで卒業していきましたよ。しかもみんな自己ベストを記録してね!
私を批判した方は、そのことをご存知なのでしょうか。
百歩譲って「私」を批判するのは結構です。私はあなたなんか相手にしませんから。
ただ「あんな塾行っても成績があがらない!」という言葉は、うちの生徒や卒業生を侮辱する言葉ですからね。
私はうちの生徒を馬鹿にする奴は許しませんからね!
しかーし!
ところがギッチョンチョン・・当時の私は「それと同じこと」をしてしまったわけですよ。本当に情けないし申し訳ないことをしてしまいました。
他塾にもすごい先生たくさんいます!
私がKOSHIN学院を作った23年前は、まだそんなにインターネットが普及している時代ではありませんでした。Windows95が世の中に登場したのは、私が塾を作った翌年でした。
新しい物好き・珍しい物好きの私は真っ先にWindows95に飛びつきました。当時は30万円くらいしましたけど。ちなみにその時にはまだ「デジカメ」もありませんでした。
※デジカメにも真っ先に飛びつきましたσ(^_^;)アセアセ…
インターネットの時代になると「メールリングリスト」や今でいうSNSなどが急速に発展しまして、全国の塾の先生といろいろな会話をすることができるようになりました。
WEB上のやりとりだけでなく、実際にお会いして話す「オフ会」にも数多く出席しました。
お会いすればするほど「すげぇ~先生」と出会うんですよ。
※なかには口ばっかりデカイこと言ってる爺様もいましたけど。そんな人は無視。
「すげぇ」というのは、売り上げとか学力とか、そんな小さなことじゃなくて、「生徒に対する真剣さ」とでも言いましょうか、「そこまでやるんですか!」という驚きの連発でした。
最近ではTwitterとかFacebookとかで、いろいろな他塾の先生と知り合うことが多いのですが、みなさん本当に「すげぇ」のですよ!
これだけあちこちに塾がある時代に、そこをキッチリ生き抜いている先生は、もうそれだけで尊敬してしまいます。
しかーし!
塾の先生は、いろいろと「こだわり」が強い人が多いので、保護者の方は、いかに「良い塾の先生」と巡り会うかがポイントとなってきました。
いかにも「金儲け」のために塾をやっているところもあります。例えば「室長・校長・塾長」クラスが、自分では勉強を教えられないとかね。
自分で教えられないのに、バイトの子達に指導をさせているような塾もありますから気をつけてください。
※あえて名前は出しませんけど・・・(悪口になっちゃうから)
そもそも他人の悪口ばかり言う人は嫌いです!
今日のテレビのニュースで、どこかの学校の生徒が自殺して、それがどうやら「担任によるいじめ」だったそうなんですけどね。
こういう事件があると、日本人ほぼ全員が「評論家」になっちゃうんですよ。
- 学校運営がなってない。
- 教師への教育がなってない。
- 校長は何しているんだ。
もうね、みんなで寄ってたかって言いたい放題ですよ。
それじゃあ聞きますけどね、「あんた達その学校の何を知ってるの?」思うのですよ。
そしーて!
そんなにエラそうに他人を批判するなら、「自分でやってみなよ!」と言いたいのです。
現場を見たわけでもない人間が寄ってたかって一人の人間を攻撃するのなんか最低ですよ。
まさか「新聞やテレビの報道」が全て真実だなんて思ってるのではないでしょうね?
記事を書いてる人も、番組を制作している人も、「それがオカネになるかどうか」考えながら書いたり作ったりしてるんですからね。
見たことも聞いたこともない人を批判したり攻撃したりするのは、立派な「いじめ」ですからね!
私は生徒を叱ることがありますよ。でもそれは「私の目」で見て確かめたことに対して注意したり、叱ったりしているんです。
だから生徒達も素直に私の言葉に耳を傾けてくれるんです。
自分は何もしないくせに、
- 「国は※※をせよ!」
- 「学校は※※をしなさい!」
とか言ってる人ね、私はそういう人とはかかわりたくありませんから。もちろんうちの塾にも来て欲しくありません。
子ども達に「まず自分でやってみせる」のが教育ですよ。
もちろん「お母さんにはこの問題は無理だから塾の先生に聞いてきてね!」というのも教育ですよ。
私だって「世の中のことなんでも知ってる」わけじゃありません。
分からないことは若い方達に頭を下げて教えてもらうことも多々あります。
先日も私のクルマを修理してもらったのですが、若い方達がものすごくよく勉強していて、いろいろなアドバイスをしてくれました。
こうして「お互いに尊重し合う」ことが大切なんだと考えます。
え? お母さんのことどう思っているかですって?
そりゃもう、子どもを産んで、育てて、学校や塾に通わせてって、本当にすごいと思います。素直に尊敬しています。
子育てって「大変」なんていうもんじゃなくて、もうヒッシだという言葉をしばしば耳にします。
私は「一生懸命頑張る人をトコトン応援する」と常々言っていますが、なにもそれは生徒だけじゃないんです。
「お母さん!・お父さん!」
私はお母さんやお父さんのことも応援してますからね!
お父さん・お母さんが一生懸命頑張って稼いできたオカネををいただくわけですから、なんとしても効果を出してあげたいと考えています!
それでは今日はこの辺で。また明日!
【KOSHIN学院は神奈川県平塚市田村にある、一生懸命頑張る生徒をトコトン応援する学習塾です!】