中3の入試の筆記試験も終わり、面接試験対策も本日で終了しました。
やれやれ「ほっとひと息」と言いたいところですが、さにあらず。今週・来週と「中1・中2の学年末試験」があります。
この「学年末試験」が大変な「くせ者」でして・・・・。
- 試験範囲がすごく広い!
- 履修しているのが難しい単元ばかり!
よほど計画的に勉強しないと、試験範囲の勉強が終わらないまま試験に臨んでしまうことになりかねません。
また、とりあえず試験範囲を終わらすので精一杯になり、分からない問題がそのままになってしまうというケースも多くあります。
そうならないように、私も苦心しているのですが、なかなか全員思うとおりには進みません。
さらに!
最近塾に入った生徒ですと、まだ「勉強の仕方」がしっかりできていない子もいます。
ひどい子になると「学校の先生に言われたこともやってない!」なんていう子もいます。
こういう生徒の場合は保護者の方に塾に来て頂いて厳重注意します。それでもやらない場合は・・・。覚悟しておいてください。
試験問題を作るのは中学校の先生です!
最近入塾した生徒や、低学力の生徒の場合は「学校の先生」に出された課題と、「塾で出した課題」の両方をやりきるのは困難な場合があります。
KOSHIN学院では、普段の授業で「学校の宿題」をやるのは厳禁です。
※やむを得ない事情がある場合は必ず相談してください。
しかーし!
定期試験対策の時は別です。なんのための「試験対策」かと言えば、中学校の試験で良い点数をとるための試験対策です。
そして、その「試験問題」を作るのは「私」ではなくて、「中学校の先生」です。
ならば!
最低限中学校の先生に指示されたことだけでもやらなければ、良い点数など取れるはずがありません。
気をつけてないと、成績下位の生徒は「塾の課題」はおろか、「学校の課題」も何もやってない子がいます。
中学の先生によっては、試験に併せて「ノート提出」や「ワーク提出」などを課す人がいます。
※これについては、少し言いたいこともあるんですけど・・・。
でも「提出物」を出さなければ、絶対に酷い点数をつけられてしまいます。良い点数は無理です。
そこそこテストができたとしても、成績に「1」がついてしまうこともあります。
「1」があると、高校入試の時には、ものすごく印象が悪いですからね。「よほどのこと」と思われますよ!
「1」があるのに「実力で入れる」高校なんかありませんから。
逆に言うと「提出物」さへ、ちゃんと出してれば「1」は付かないとも言えます。
手っ取り早く学校の成績をあげたいなら、とにかく提出物を出すことです。
しかーし!
もともと自宅で勉強する習慣がない子の場合は、「親がつきっきりで」やらせるしかありません。だって自分じゃできないし、やらないから成績が悪いんですから。
そんな状態になっちゃってから「塾長助けてください!」と言われても無理ですから。
私にできることは
- 勉強の仕方を教えて、自分で勉強できるようにすること。
- 分からない問題は、答えを教えるのではなく解く時の考え方を教えること。
この2つですから。
何度も繰り返しますが、KOSHIN学院は成績で生徒を選びません。
しかーし!
「やる気」はものすごく重視します。
「一生懸命頑張る生徒」には「これ以上ない」ほど素晴らしい塾だと自負しております。
しかーし!
「やる気のない生徒」には、「最低最悪の塾」だとも自負しております。
幸い現中1・現中2はやる気満々です!
勉強できないない子が、できるようになりかけの時って、本当に大変でつらいんですよ。
だって他人の何倍も努力して、遅れた分を取り返さなければならないわけですから。
中途半端な気持ちで塾に入ると、すぐに泣きが入って「ママぁ~! ボク塾やめたいのぉ・・」になっちゃいますからね。
私はお預かりするからには「責任もって」お預かりしたいんです。
そのためにはどうしても「苦しい場面」を乗り越えなければならない時もあります。
※楽しいことだけしてて成績があがるはずがありません。
例えば昨日行われた「公立高校入試」ですよ。中3生達は気持ち悪くなるほど緊張して、それでも絶対に不合格になんかないたくないから、「これ以上できない」というほど勉強してました。
まだ15歳の若者達には、ものすごい試練です。
しかーし!
乗り越えてもらうしかないんです!
しかーし!
いきなり乗り越えろと言われても、そりゃ無理というものです。中1・中2の時から、もっと言えば「小学生の時」から、しっかりとした準備をしておくことが大切です。
少しずつ階段を昇っていくと、いつの間にか「すごく高いところ」にいるようなイメージです。
私も入試が終わって、ほっとひと息休みたいところではありますが・・・・。
今度の土日は「中1・中2の学年末試験対策」を朝から晩までやります。
嬉しいのは、うちの生徒達が試験対策に喜んできてくれることです。
私はそういう生徒達の味方でいたいです。
それでは今日はこの辺で。また明日!