いろいろな教育情報誌などを見ていると、「子どもを叱ってはいけない」とか「叱らない教育」などと言ってる評論家が多いんですけどね。
だったら叱らないで、うちの生徒をできるようにしてみろや!
と言いたいです。
しかーし!
確かに「叱ってばかり」じゃだめです。それじゃ帝国時代の軍人教育みたいなもんですからね。私もそれは絶対に反対です。
※時代が違いますもんね。
明日は地元の中学校で数学の再試験があります!
KOSHIN学院の地元の平塚市立神田中学校では、明日中2全員「数学の再試験」が行われるそうです。
中2の学年末試験の数学の平均点が、中学教師の予想をはるかに下回ったので、このままじゃいけないということになったようです。
私も問題を見させていただきました。計算問題や関数の問題は一切なく、「図形」と「確率」の問題のみが出題されていました。
私の目から見ても「難問・奇問」の類は一切なくて、「これくらいはできて欲しい」という問題が多かったです。確かに満点を取りづらくするような設問もありましたけど。
その再試験には、今回出題された問題と似たような問題を出題するのだそうです。
その情報をキャッチしましたので、英語強化週間ではありますが、
今日は学年末試験の数学の問題の解き直し!
をしてもらいました。問題はA4の用紙にして4枚。特に最初の2枚は「基本的問題」でした。
ところがギッチョンチョン
トランプに関する確率の問題で、
「クローバーの5が出る確率を求めよ」という問題がありました。
本当に頭が痛くなったのですが、この問題が分からないという生徒が複数名。
塾長:「そもそもクローバーの5って何枚あるの?」
生徒:「分かりません。5枚ですか?」
もうなんかね、ヒクヒク痙攣がおきてきましたΣ( ̄[] ̄;)!!!
よくよく話を聞いてみると、そもそもトランプなんかやったことがないんだそうです。
だから♡♠♢♣が各13枚ずつあることも知らないわけ。
これって完全にゲーム世代の子の闇なんだと思いました。プレステとかスマホばかりやっているから、友達とトランプなんかしなかったんでしょうね。
仕方がないから
♡12345678910 11 12 13
♠12345678910 11 12 13
♢12345678910 11 12 13
♣12345678910 11 12 13
と全部ノートに書かせて、から問題を解かせたら簡単にできるんですよ。
しかーし!
ここで問題なのは、トランプを知らなかったことではなくて、
知らないのに問題を眺めてボーッとしている子!
こういう場面では、やはり「闘魂注入」しないとダメでしょう。
ただ「やれ!」と怒鳴るのはもちろんNGです。
まずノートに
♡12345678910 11 12 13
♠12345678910 11 12 13
♢12345678910 11 12 13
♣12345678910 11 12 13
を全て書いてごらんと指導しないとだめなんです。
※もちろんこんなの簡単に解いちゃう生徒もいますけど。
しかーも!
明日再試験なんですよ! なのに分からないからとチンタラダラダラしている子複数!
明日再試験なの!そんなんじゃ終わらないでしょ!
私がそう言って闘魂注入するまで、のんびりとやっている子複数。
私が注意したら、ちゃんとやり出したけど、結局授業終了までに終わらない。
※マツコ・デラックスと有吉さんじゃないけど「怒り新党」
そりゃぁね、あんなにチンタラやってたら10年やっても終わりませんよ。
そういう時にはやはり発破をかける必要があります。
発破のかけ方って先生によってちがうでしょうけど、いずれにしても生徒に闘魂注入して、やる気を引き出すことが必要です。
たまに「うちの子はやる気がないから」というお母さんがいますけどね、特に男の子の場合は「放って置いても自分からやる気を出す子」なんてほとんどいませんよ。
やはりこちらから何か仕掛けないと。
試験があるなら、そのための準備をするのが当たり前!
生徒もそこまでは分かってるんですけどね、そもそも「やり方」すら分かってない子が多いんですよ。
私はまずその「やり方」を教えてあげたいんですね。
もっともそれでもやらないような子は、うちでは預かりませんけど。
しかーし!
ほとんどの子は、「やり方」を教えてあげればどんどん伸びるんです。
できるようになってくると、自分でドンドンやるようになります!
KOSHIN学院は常にそんな塾でありたいと思っています。
それでは今日はこの辺で。また明日!