あと1ヶ月で「中学生」になるので、そろそろ学習塾に通おうか迷われている方はいらっしゃいませんか?
はっきり言っちゃおうかな。塾の都合を言わせてもらえば「今すぐ」が良いんですけどね。
特に運動部に入部する予定の生徒さんへ!
特に気をつけて欲しいのは「部活」が大変だということです。
つい昨日まで「小学生」だった子が、いきなり運動部に入って厳しい練習をさせられるわけです。
毎年「新中学1年生」には、ものすごく神経を使います。
- 朝早くから部活の早朝練習をして、
- それから学校で6時間ほど授業を受けて、
- 放課後はまだミッチリと部活の練習をして、
- 慣れない環境で先生や先輩に気を遣い、
- 重たい荷物を毎日かついで登下校し。
- 土日も一日中部活の練習や試合があって。
そのうえ、夜は塾で勉強なんて言ったら、疲れ果てて精神的にもボロボロになる可能性があります。
自分でブログを書いていても、気が遠くなりそうな話です。
私の場合は「塾長・学院長」です。言わばKOSHIN学院CEOという立場です(大袈裟かな???)。
そんな私でも「疲れ果てると」、判断が鈍ったり、仕事に集中しきれなくなったり、ミスをしたりします。
塾の先生の場合、酷い場合は「うつ病」を発症し、退職に追い込まれることもあります。
経営者や教師でさへそんな状態なのに、いきなりガンガンにやるような塾に通わせたらどうなるでしょうか。
子どもだって疲れますよ。疲れたら良い判断なんかできません。
しかーし! 勉強は小学校とは段違いに難しい!
え~? 部活も大変で、勉強も大変で、やっぱり塾に通わなくては心配で・・・。
もうどうすれば良いのでしょうか?
本当に悩んでしまいますよね。
結論からいうと、
- 勉強のことをちゃんと考慮してくれる部活を選ぶ。
- 部活のことをちゃんと考慮してくれる塾を選ぶ。
これしかないのではないでしょうか。
小学生の時に運動が苦手だった子が、いきなりハードな部活を選ぶのは危険です。
※何度も言いますが、私は部活反対論者ではありません。程度の問題を気にしているだけです。
生徒達にとって部活も大切なもののひとつだと思います。先輩と知り合って、色々なことを学ぶことができますし、部活で趣味がある仲間と巡りあうこともできますからね。
ただ憧れだけで部活を選ぶのではなく、ちゃんと「保護者」が部活の実態や、お子さんの体力などを把握して部活を選んで欲しいんです。
学習塾によっては、部活をする人は入塾お断りというところもあります。
また何クラスもある塾では「選抜クラス」に入るなら、部活禁止なんていう塾もあります。
しかーし!
現在小学生の子に、そこまでの判断ができるでしょうか?
よく「うちは子どもに任せてますから」というお母さんがいます。
子どもに任せるというのは、放ったらかすことではありません!
もちろん口うるさく、全て子どもを指図して親の気に入るように仕向けるのは絶対にいけません。
しかーし!
お子さんと「程よい距離感」で接することは、すごく大切です。
自分の子どもの部活での様子はどうなのか。現在の学力はどうなのか。
今、この子には何が必要なのか?
直接口を挟まなくても、ちゃんと見ていてあげましょうよ。
- 部活と言っても様々な部活があります。
- 学習塾と言っても様々な学習塾があります。
それぞれの方針については、親がちゃんと把握しておかなくてはいけません。あとで取り返しがつかないことになります。
塾や部活の方針は、直接親が確認しましょう!
小学生の時には、真面目に勉強し、規則正しい生活をしていた生徒で、運動部に入ってからは生活のリズムが完全に狂ってしまい不登校になってしまった生徒もいます。
そこは「オトナの厳しい目」で部活の顧問や、塾の先生をしっかりチェックしてください。
自分の子どもの能力を過大評価するのも厳禁です!
そんなことをすると誰よりも、あなたのお子さんが苦しみますよ!
塾の先生の立場からすれば!
それは一刻も早く塾に通ってくれれば、基礎から面倒をみてあげることができますから、ぜひ明日からでも来て欲しいです。
※これは本音です。
しかし問題はここからです!
ちゃんと新中学1年生が軌道に乗るまで、上手に指導してくれる塾なのか。それとも部活どころじゃないだろという塾なのか。
私はどちらも否定しません。
でもKOSHIN学院は「前者」です。
毎日生徒の様子をつぶさに観察し、生徒の疲労度などを気にしながら、攻め込むところは攻め込みますし、抜くところは抜いてあげます。
極端なことをいうと、あまりにも疲れている生徒には「15分間寝て良いよ!」と言ってあげることもあります。
10~20分寝るだけで、若い子の体力はすごく回復しますから。
回復したところで、「さぁ!がんばろう!」と言ってあげれば、生徒達も必ず一生懸命やってくれます。
本当に毎日「ケースバイケース」なんです。
まあ、こんなことができるのは、私が「塾長」だからだと思います。
雇われ講師や、バイトの先生が勝手に生徒が寝るのを許可したら、まちがいなく懲罰の対象でしょうから。
部活や塾を選ぶ際の参考にしてもらえたら嬉しいです。
それでは今日はこの辺で。また来週!
※このブログは土日祭日はお休みさせて頂いております。