当たり前なんだけど、なんで「学習塾」にオカネを払ってまで通うかということなんですけどね。
当然ながら「保護者」の方は、「成績があがって欲しい」とか「公立高校に進学して欲しい」という願いを込めて、塾にオカネを払らってくださるんです。
しかーし!
お子さんの中には「友達と遊び気分で通う」ような子もいます。塾に行けば友達がいるしとかね。
うちはそういう生徒はお断りですから!
親の気持ちも分からないような中学生は、KOSHIN学院の生徒として相応しくありません。
成績をあげたいなら!
やっぱり塾に通ったら、成績をあげたいですし、公立高校に合格したいですよ。
※第一志望校に合格したいという意味。
今日も新中3男子がひとり私に注意されました。
- 何も考えずに分からないから教えてくださいと言ってきた。
- 全然分かってないのに、テキトーな答えを書いて持ってきた。
これじゃできるようになるはずがありませんよ。テキトーな答えを書いて持ってくるなんてクイズ大会じゃないんですから。
私は何も考えないで教えてくれと言ってくる生徒には、ちゃんと考えてくるまで教えません。
だってさ、自分で考えるの面倒だから先生に解いてもらおうなんていうならさ、こっちも面倒くさいから模範解答を配ってお仕舞いでいいじゃん。
【良い質問の例】
- 先生、ここまではできたんですけど、どうしてもここから先が分かりません!
- どうして、ここをこんな風にするのか分かりません。
要するに質問が具体的なんです。
【悪い質問の例】
- ただ何も考えずに「分かりません」とだけ質問に来る。
- 英語だったら単語の意味も調べずに、ただ「分かりません」と質問に来る。
これじゃできるようになんかなりません。
しかーし!
「良い質問の例」のように質問できる生徒ばかりじゃないんです。
私の方から「単語は調べてきたの?」「図を書いてみたか?」などの言葉をかけてあげないといけない子も多いのです。
こういうのは「勉強の仕方」の大切なポイントです。
質問ってちゃんと勉強してないとできないんです。
よくお母様方がお子さんに向かって、「分からないなら塾の先生にきいていらっしゃい!」と声をかけることがあります。
ところが当の本人は「何を質問して良いかすら分かってない」というケースが多いのです。
例えばちゃんと勉強している生徒だと・・
「先生、なんで分数のわり算って、ひっくり返してかけ算にして良いの?」
と具体的な質問をしてきます。この説明はまた後日します。
※こちらのページが参考になります。
「先生、なんで三単現の時は動詞にsを付けるの?」
と質問されて、答えられる先生って少ないんじゃないかな。
まあいちいちこんなことまで説明していたら授業が先に進まないでしょうけど、「先生は知っている」べきだと思います。
様々な解釈があるようですが、言葉なのでいろいろ変化しているんでしょうね。
※こちらのページで説明してくださってる方がいらっしゃいます。
もちろん世の中のこと全て知っているなんてあり得ませんから、もしビックリするような質問をされたら、一緒に調べてみる姿勢も必要ですね。
勉強の基本は「なんで? どうして?」です!
「なんでそうなるのか、どうしてこれでは間違っているのか?」を追求できる生徒は間違いなく勉強できるようになっていきます。
反対に「なぜだか分からないけど、とりあえずこう書いておく」なんてことしてたら、永久に勉強なんかできるようになるはずがありません。
私の授業では、常に「なんで?」「どうして?」と問いかけています。
答えられなかったら、もう一度やり直しさせます。仮に一応正解であってもです。
ちゃんと分かったことにはなってませんからね!
ちゃんと分かって、どうしてそうなるか分かれば、テストで間違えろと言われても難しいですよね。
KOSHIN学院は「特別すごいこと」をしているわけじゃありません。
ちゃんと分かる! どうしてそうなる分かる!
という「当たり前」のことを言い続けているだけです。
当たり前のことを確実にやって、成績があがらないはずがありませんものね♪
それでは今日はこの辺で。また明日!
【KOSHIN学院は神奈川県平塚市田村にある、一生懸命頑張る生徒をトコトン応援する高校受験専門学習塾です!】