このブログでは「自慢話」はしないように心がけています。あの「高田純次さん」が仰るには、「じじいが若い人」にがやっちゃいけないことは・・・
説教と昔話と自慢話はやっちゃいけない!
なのだそうです。
これねぇ・・「先生」と名の付く人が最もやってしまいがちなことですよね。というよりもやらないと仕事になりませんけど。
でも私は「意識してなるべくしないように」しています。どうしても「ここぞ!」という時にだけはしますけど。
昔話になっちゃうかもしれませんが
Twitterを始めて1年半ほど経つのですが、Twitterを通じて多くの「若い塾長先生」「これから独立開業を目指す先生」と知り合いました。
せっかく「独立開業」して「自分の塾」を作ったのですから、長く塾を続けたいですよね。
若い塾長先生方からよく質問されることは
23年間も塾を続けることができた秘訣はなんですか?
なんです。
あまり良い答えだとは思わないのですが、23年前に「今のKOSHIN学院」を想像できたかと言われると、できてたような、できてなかったようなという感じなんです。
そういうことよりも、とにかく毎日のように色々な事件が起こりまして。
とにかく「目の前にいる生徒とヒッシに戦っていたら23年経っちゃった」という感じなんです。
そして今日だって「事件」が起こって・・
※個人情報になるのでやめておきます。
毎年違う生徒が来てくれるわけですし、その生徒自身も日々成長していくので、「去年と同じ指導」じゃダメなんですよ。
毎日私の頭の中は「フル回転」なんです。
生徒の皆さんだけじゃありません。保護者の方もどんどん世代がかわっているんですね。
私が塾の先生になったばかりの頃は、保護者の方は全員「年上」でした。ですから「先生らしくみせるため」にネクタイとスーツは必需品でした。
あれから三十数年が経ち、今では保護者の方は下手をすれば「息子」や「娘」くらいの世代の方ばかりになりました。
もう実際に卒業生の子どもが通ってくれて、その子も今年高校三年生になるというですね・・早いですほんと。
ですから今では逆に「ネクタイとスーツ」なんていう姿だと、生徒や保護者の方と距離感がありすぎちゃっていけません。
なので普通にジーンズとトレーナー・Tシャツというスタイルで仕事をしています。
それでも何か秘訣があるのではと突っ込まれますが
- 生徒が集まらないな、どうしよう。
- なんだか、だんだんマンネリ化してきた。
- 年齢ののせいか最近疲れるんだよね。
とか言ってる爺さんが経営する塾に通いたいですか?
私ならイヤです。
少しエラソーで恐縮なんですけどね、
私の周りに常に人間が集まってくるような人間でいたい!
これが私の「経営理念」なんです。
- KOSHIN学院の塾長に相談したら、うちの子をなんとかしてもらえるんじゃないだろうか。
- KOSHIN学院塾長のそばにいると、なんか楽しい!
- 面白い話を聞けるんじゃないか。
などなんでも良いんです。
ところで、周りに人が集まってくる人間ってどんな人だと思いますか?
楽しそう。優しそう。面倒みてくれそう。面白そう。
ざっくり言えばこんな感じの人なんじゃないでしょうか。
私は常に自分がそういう人間であるか、自分自身をチェックしています。
誰だって好き好んで「暗くて・じめじめして・げっそり」している人のそばになんか行きたくありませんものね。
※病気などやむを得ない事情がある場合は別です。
わくわくしながら楽しそうに仕事すること!
KOSHIN学院を作ったばかりの頃よくやっていたのが
一日一膳ならぬ、一日一笑でした。
毎日授業が始まる前に、今日はどうやって生徒に驚いてもらおうか、笑ってもらおうかって、真剣に考えていました。
ですから、授業が始まる前から仕事が楽しくて仕方ありませんでした。
しかーし!
何年もやってると、そういう「わくわくした高揚感」が薄れてきちゃうんです。
そこで
- 毎日何か少しでも何かを変える。
- 毎年何か新しい試みを取り入れる。
- オカネがかからないことなら、まずやってみる!
ということを実践しています。
私のそういう姿勢は、必ず生徒の皆さんにも伝わるんです。
私が毎日「新しいことに挑戦して」「ニコニコ笑顔で」いれば、生徒は必ずついてきてくれます。
新しいことと言っても、特にすごいことをすることないんです。
- 塾の花壇の雑草を取り除く
- 塾の台所を綺麗に掃除する
- 塾のトイレを生徒が快適に使えるように綺麗に掃除する
- なにか必要な教材を作ってみる
などなんでも良いんです。とにかく毎日なにか動くのです。こうして毎日ブログを書くことでも構いません。
毎晩ブログ書くのも、皆さんのお役に立てるようにと「ワクワク」しながら書きたいですもん。
例えば金魚鉢の水なんですけどね、「毎日取り替えてあげないと、すぐに汚れてしまい金魚も死んじゃいます」よね。
それと似ているかもしれません。
ですから、私も時々「塾から飛び出して」、いろいろなところにお出かけしたり、美味しい物をたべに行ってみたりします。
そして時には、「興味深い指導をされている塾」を訪問して、新しい知識を仕入れたり、忘れていた大切なことを思いだしたりしています。
特に「若い塾長先生達」から教わることは、ものすごく多いのです。
せっかく仕入れてきた情報を、「いかにうちの生徒のやくに立たせるか」なんか考えていると「わくわく」してきちゃいます。
自分がやって楽しくないことを生徒にやらせるのなんて絶対イヤですから。
それでは今日はこの辺で。また明日!