KOSHIN学院の場合ですと、うちの子は学校レベルの勉強は勉強は完璧なので、もっと『教科書よりも高度な内容』を指導して欲しいと言って入塾してきた生徒はほとんどいません。
※23年間で5人くらいかな
ほとんどの生徒は『うちは公立高校』に行ってもらいたいということで入塾してくれました。
『公立高校』に進学したいなら、中学校で習う範囲を正しく勉強すれば良いんです。
勉強ができないのではなく、勉強の仕方を知らない!
最初に申込に来られるお母さんは、ほぼ全員「うちの子は勉強できなくて困ってます」と言ってきます。
最初に散々脅かされるわけですよ(笑)。
「いやぁ~、これはまた強烈な子が来ちゃったかな?」
と思う生徒もいるんですよ。
しかーし!
実際に勉強を教えてみると、『持ってる能力』はなかなかのものがある子が多いことに気がつくのです。
真面目に塾に来て、真面目に席につくのですが、いざ問題を解かせようとするとメチャクチャなんです。
- 算数なら、例題を理解しないで解こうとする。
- 国語なら新出漢字の読み方や意味も分からないまま解こうとする。
- 英語なら新出単語も調べず、本文訳もしないまま問題を解こうとする。
それじゃ解けるわけありません!
そんなわけで、私は『新しい生徒』が入ってくると、まず徹底的に『勉強の仕方』を学んでもらいます。
この勉強の仕方が正しくできるようになってくると、ちゃんと成績もあがりますし、理解力も付いてきます。
成績が中位くらいの生徒だと、まず勉強の仕方ができてません。下位の生徒ならいわんやをやです。
勉強の仕方が分かってくると!
意外と学校でも塾でも「正しい勉強の仕方」を教えてくれる先生って少ないんです。
正しい勉強法って、別に特別なことじゃありません。当たり前のことを確実にやるというだけのことです。
ところがギッチョンチョン
ほとんどの生徒は全くできてないんです。それなのに「勉強しろ!」なんて言われたってできるわけありませんよ。
子ども達だって「頭よくなりたい」という願望は持っているわけですから、「正しい道筋」をつけてあげれば、ドンドンやるようになる子が続出します。
※残念ながら「全員」ではありません。「やる気の全くない生徒」はどうにもなりません。
勉強の仕方が分かってきたら、最初のうちは徹底的に「成功体験」させてあげることが大切です。
※やる気を育てる作業ということです。
おっ! すげぇじゃん! 自分のチカラだけでできたじゃん!
それ嬉しいよね~! 先生も嬉しいよ~!
ここでポイント。褒めるときは本気で褒める。叱る時も本気で叱る。子どもは大人の言動をちゃんと見てますから。
こういうことの積み重ねがとても大切なの。
- 自分の部屋に行って、勉強しておきなさい!
- この動画をみて理解しておきなさい!
これじゃ絶対無理っていうものです。
ひどい親になると、自分たちはテレビを見ながらお茶を飲んでて、子どもには勉強しなさいですから。
それで勉強できるようになるなら、日本中の塾は必要なくなりますって。
どうせ塾に通うなら、勉強の仕方を教えてくれる塾に!
教室に座って、先生の講義を聴いているだけで頭が良くなるなんてあり得ません。
※天才的に頭の良い子は別ですけど。
ユニバースクール塾長の湯浅先生は
授業を受けてるだけじゃ成績なんてのびない!
授業以外の時間が大切!
とおっしゃってました。
KOSHIN学院が一斉授業をやめ、集団個別指導にしたのは、それが一番の理由でした。
こうして「ヒント」を与えながら、あくまで基本は生徒が自分のチカラで解けるようになることを目標にしています。
できない生徒には、1度に全て教えるのではなく
第1ヒント→第2ヒント→第3ヒント
という風に小出しに教えていきます。
「あっ! なるほど!」
というタイミングは生徒によってみんな違います。
そのタイミングを見極めるのが簡単なようで、すごく難しいんです。
残念ながら私には「日本中の生徒」を教えてあげるなんてできません。
しかーし!
皆さんのご自宅の近くにも「勉強の仕方」を正しく指導しれくれる塾があると思います。
大切なお子さんを、そういう塾に通わせてあげてください。
それでは今日はこの辺で。また明日!
【KOSHIN学院は神奈川県平塚市田村にある、一生懸命頑張る生徒をトコトン応援する高校受験専門の学習塾です!】