このブログで何度も書いてきたことなんですけどね、『一見すると真面目に勉強しているようにみえる生徒』って、本当に厄介なんです。
- 見たところ勉強しているように見えるけど、意識は別世界にある。
- あたかもすごく理解しているかのごとく鉛筆が動いているだけで、なにも頭に入っていない。
- だからいざ教師が説明を始めても、それに気がつかず下を向いて何か作業をしている。
実はこういう生徒はすごく多いのです!
というより「成績が悪い生徒」って、九分九厘こんな状態なんです。
先日KOSHIN学院でもiPadを使った授業を取り入れ始めたと書いたんですけどね・・・
【成績の良い生徒の場合】
一生懸命真剣に動画を見て、理解しようと努力している。
【成績の悪い生徒】
とりあえず動画を眺めているけど、何も頭に入っていない。酷い子になると画面すら見ていない。
こういうところを直さない限り、勉強なんかできるようになるわけがないの。
でも、ぼーっと画面を眺めているだけの生徒を注意しても、なんで注意されているかすら理解できないの。
注意すれば泣くし、家に帰って「先生怖い」とか言いつけてるし。ほんとに勘弁して欲しいです。
意識改革しない限り、君の成功はありえない!
ところで、なんでブログにこのことを書いたかと申しますと、
成績が悪くなっちゃた生徒の保護者の方も意識改革して欲しいからなの。
「今までと同じことをしていたら、あなたのお子さんは絶対に浮上できない」ということを考えて欲しいのです。
中学はもちろん、小学校の勉強を甘く考えないで!
7×7=(6×7)+(□×7)
という問題が小学校3年生で出てきます。これが
ところが小学校3年生以上の子でも
8+□=13
でもできない子が意外と多いのです。
この程度ができないまま中学生になっちゃった子も、実は相当数いるということが問題なんです。
このレベルの子に動画を見せてもムダですから。ただ「勉強しているようにみえる」だけです。ちゃんと考えてないんですもん。
厳しい言い方ですけど、これって授業中何も勉強していないと同じなんですよ!
現場を分かってない教育評論家が、「ほめて伸ばす・叱らない教育」とか言ってるけどさ、それなら「こういう生徒」を伸ばしてみぃって思います。しかも学校教育だけで。
何年もかけて遅れちゃった子を、元に戻すのはものすごいエネルギーが必要です。
はっきり言っちゃおうかな!
ここまでになっちゃってたら、「塾なんか」行っても無駄かもしれませんよ!
しかーし!
それでも毎日塾に来て、何時間も勉強して、親もそれだけの覚悟をもって通ってくるなら別ですけどね。
そういう成績の子が、やれ今日はサッカーだとかスイミングだとか言って休んでばかりいたら絶対にできるようになんかなりません!
だから親も覚悟を決めて塾に預けて欲しいのです。親の覚悟がなければ、こういう子はどうにもなりませんから。
※きつい言い方で申し訳ないけど、これが現実です。
まず親が意識を変えること!
塾に預ければなんとかしてくれるだろうという「甘い考え」は捨ててください。
もちろん私も「あの手この手」と、あらゆる指導方法を駆使して教えます。
最初にも述べた通り、「成績が良い生徒」ならiPadの映像授業を見せても、一生懸命頑張理解しようとするし、それでも分からなければ先生に質問をドンドンしてきます。
あなたのお子さんも『一刻も早く』そういう状態にしてあげなければなりません。
サッカーも野球もスイミングも結構ですけどね、それじゃこれからの学校生活で授業中はずっと『勉強しているフリ』を続けなくちゃいけないの。
そんな状態になっちゃってから塾にきて、「もっと優しく指導してくれ」とか言われても絶対に無理ですから。
そんな考えだから、そんな成績になっちゃったの!
もっとも「金儲け主義」の塾なら、そんな生徒でも「お客様扱い」してくれかもしれませんが、うちは絶対にいたしません。
KOSHIN学院は一生懸命頑張って勉強する生徒が集まる場所です!
とはいえ「子ども」がそこまでやる気満々というのはレアなケースでしょう。
むしろ問題は親なんだと思います。
はっきり言っておきます。
金払ってるんだから教えろ!
そんな考え方の親御さんの子どもの入塾は断固お断りします。他の生徒の迷惑になる行為ですから。
うちの生徒は本当に一生懸命頑張って、できるようになろうとヒッシなんですから。
今はできなくても、絶対にできるようになってやる!
そういう気持ちを持ってる生徒には、とでも素晴らしい塾だと自負しております。
それでは今日はこのへんで。また明日!