自分の良さをいかすために「まず1教科」できるように・・・【学習塾】

私は「学習塾」の先生ですので、普段は生徒達の「学力」「学習面」にばかり意識がいきがちなんですけどね。

生徒の中には、勉強では全然輝けなかったけど「草むしり」をさせたらプロ顔負けなんていう子もいました。

クモだのトカゲの、気持ち悪がって誰も触らないようなものを、平気な顔をして素手で掴んで外にポイッて捨ててくれる子もいました。

かつて生徒達とBBQに出かけた時には、勉強はからっきしダメだったけど、タマネギを刻ませたらプロ級なんて子もいました。

ひとつ得意なものを持つと強いんだよね!

このブログで何度か書いたんですけどね、私は中学1年生の時に314名中307番という不名誉な成績を取ってしまいました。

勉強しろと親に言われても、なにをどうやったら良いかも分かりませんでした。

でも「ひとりの先生」との出会いで、私の人生は大きく変わりだしたのです。

その先生は元高校の英語の教師をしていた方なんですが、どうしようもない状態の私の勉強の面倒をみてくれました。

明治時代生まれの気難しい怖い先生でしたが、なぜか私のことをすごく可愛がってくれました。

中1の終わり頃にもなって、まだアルファベットもろくに書けなかった私を、中2の2学期の中間試験では90点以上も取れるまでに指導してくださいました。

おかげで中学校では英語の神様なんていうアダ名を付けてもらいました。

これがどれほど私に勇気を与えてくれたことか。というよりも人生そのものを変えたできごとと言ってもおかしくないと思うのです。
※結局私は塾の先生になりましたので・・・

うちの生徒達を見ていると、しばしば「私の方が驚く」ほど成績があがる子があらわれます。

そのほとんどが、何か1つできるようになって自信を持ったのでした。

まず1教科できるようになること!

これが本当に大事です。口で言うのは簡単ですけど、そこに達するには涙をこぼすくらい厳しい思いをしなければならないこともあります。

最初の1教科は英語や数学が良い!

英語や数学が「積み重ね」の学問なんです。中1の計算ができない子に中2・中3の計算ができるはずがありません。

中1の計算ができない子の場合、ほぼ例外なく「小学校の算数」ができません。

ですから「数学」ができるようになるということは、それまでの基礎もできるようになるということになります。

では英語はどうして良いのでしょうか?

英語は「勉強の仕方」を学ぶのに、とても適している科目なんです。

  1. まず分からない単語の意味を調べる。
  2. その単元の重要文を理解する。
  3. 自分のチカラ教科書の本文を訳してみる。
  4. その訳が正しいか、教師にチェックしてもらう。
  5. ネイティブの発音で教科書本文をCDを使って何度も聞く。
  6. 教科書の単語や本文を全て覚える。
  7. ここまでやって初めて、ワークで問題を解き理解を深める。
  8. 理解が怪しければ、もう一度解き直して完全にできるようにする。

これは基本中の基本、『当たり前のこと』なんです。

他の科目も『流れ』は同じです。教科書の内容をしっかり理解する。そのためにはまず『分からないことを自分で調べる』。

教科書の内容をしっかり理解し、覚えてから問題を解く。なんのために問題を解くのかと言えば、理解を深めるため。

話を戻します。

ですから「まず1教科」の1教科目は「数学」「英語」が良いんです。
※小学生なら、「まず算数!」です。

まず1教科できるようになると自身がつきます!

自身がつけばシメたものです。その頃には勉強の仕方もよくなっているはずですから。

成績が「」の生徒なら、こうしたことができるようになれば、あっという間に「」が取れるようになります。

」が取れるようになったら、次のステップです!
※上位に行けば行くほどライバルが手強いけど、しっかりとした勉強法を身につけていれば臆することはありません。

そういう意味で、今の時期は自信を持つために最も適した時期です。

後でじゃなくて、今でしょう!

それでは今日はこの辺で。また来週お会いしましょう。
※このブログは土日祭日はお休みさせていただいております。

【KOSHIN学院は一生懸命頑張る生徒をトコトン応援する高校受験専門の学習塾です!】

 

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この記事を書いた人

瀬下淳志のアバター 瀬下淳志 KOSHIN学院塾長

神奈川県平塚市田村にある高校受験専門の集団個別指導の学習塾です。お勉強が苦手でもお断りしませんが『やる気』は大いに気にしています。