今日は東京都にある学習塾にお勤めの24歳の先生がKOSHIN学院を見学しに来られました。
※お勤めの先生なので、お名前と勤務塾は伏せせていただきます。仮称「大神先生」
少々上からな物言いで恐縮なんですけどね、『エライ!』ですよ。他塾を訪問すると、ものすごく刺激をいただきますからね。
大神先生は今年から「正社員」として某塾にお勤めなのですが、いろいろ悩みを抱えておられました。
授業中おしゃべりしたり立ち歩く生徒をどうしたら良いか?
実は私「この気持ち」を忘れていました。さすがに「私の授業」でそんなことをする生徒はいなくなりましたから。
※開塾当初はいたんですよ(>_<)
大神先生は「生徒を叱るの苦手なんですよ」とおっしゃってました。
そう言われてみると、「生徒を叱る」ってなかなか「高度な技術」だなと思いました。
お母さん、お父さんだって「子どもを叱る」のは難しいとかんじていらっしゃる方は多いのではないでしょうか。
□□これに対する私の答え□□
先週の金曜日のブログで、私は生徒達に特大のカミナリを落としたと書きました。
おそらく30年前の私が同じ勢いで生徒を叱ったら、退塾者がボロボロ出ただろうし、保護者から抗議の電話が殺到したかもしれません。
※実際にそんな苦い経験を何度かしたこともあります。
「家庭学習」を誰もやってこなかったことが原因なのでしたが、あの落雷が効いて
今日は全員しっかり家庭学習をしてきていました!
これは『叱り方』が上手だったらからではないんです。
確かに私は『カミナリ』は落としましたが、生徒を叱ったつもりはないんです。
心の底から生徒のみんなに自宅でも勉強して欲しいと思った!
だけなのです。
つまり『先生は君達に、本当に勉強できるようになってもらいたいんだ!』という『私の本音』を生徒達にぶつけたということなんです。
このことは「大神先生」もしっかりメモして帰られました。
お父さん、お母さんも「お子さん」を怒鳴ったりきつく叱りすぎてしまった経験がある方が多いのではないでしょうか。
叱っても良いと思いますよ。ただ・・・
なんのために叱るのか!
叱ったことが、お子さんにどう伝わるかが大切なんです。お子さんも「これはボクがいけなかった、お父さんの言うとおりだ!」と思えば、反論してこないでしょう。
※前提条件として「信頼関係」があることが必要です。
私は先週の金曜日に大きなカミナリを落としましたが、それが生徒のみんなにしっかり伝わっていたということなんです。
宿題をやってきた日ってね、塾に来ると真っ先に私に見せに来ます!
塾長! 早く見て~! って感じでね。
上手にできなくても良いんです!
宿題に限らずなんでもそうなんですけどね、いきなり「完璧」なものを仕上げようなんて思わなくて良いんです。
自分でやってみて、上手くいかなかったところは「次回の課題」にすれば良いだけですから。
自分としてはしっかり調べたつもりだったけど、いざ問題を解いてみると抜けている箇所があったって良いじゃないですか。
抜けてたら、またそれを埋めていけば良いんだもん。
本日のまとめ
先生は(お父さんは・お母さんは)、あなたに「これを」伝えたいんだ! どうしても君にこれを分かってもらいたいんだ!
それでは今日はこの辺で。また明日!