昨日は中3生を中心に「引き締め」を行ったと書きました。しかし元々「良い子達」なので、今日も全員試験が終わったらすぐに塾に来て、夜まで一生懸命頑張ってました。
昨日は叱られてしまった中3生達なんですけどね。決して「さぼってた」わけでもないんです。
本人達は「それなりに」頑張ってました。それは私も認めています。
しかーし!
「それなりに」だったので、これではいけないと思って厳しく戒めました。
分かったと思って満足してしまう。
同じように「まじめに頑張ってる生徒」でも、成績が良いこと悪い子の差が出てしまうのには理由があります。
※不真面目な子は論ずるに値しません。
できるようになるまでやってるかどうか!?
これがポイントなんです。
点数があがらない子は「問題を解いただけで満足」していることが多いのです。
ですから「次に似たような問題」が出てくると、また全然できないのです。
成績の良い子は「無意識」のうちに、「ちゃんと頭に入っているか確認」しています。
この差が大きいんです!
真面目に一生懸命頑張っている生徒には、このことを徹底的に指導しています。真面目な生徒でも意外とやってないんです。
できるようになるまでやる!
もうお分かり頂けたと思いますが、「できるようになるまでやる!」・・これをしなければ、できるようになんかなりません。
昨日私が厳しく叱ったのは、「試験前日にまだワークも終わってない」状態だったからなのです。
試験前日に初めて問題を解いている状態では、絶対に「高得点」なんか取れませんから。
試験前日というのは「今までやったことの最終確認」をする日ですから。
もっとも「そのレベルまで指導できなかった私の責任」なんですけどね。
しかーし!
うちの生徒達も決してサボってたわけじゃないんです!
「それなりに」一生懸命頑張っていました。
しかーし!
- 本当にできるようになってやる!
- 絶対に終わらせてやる!
そういう意気込みが足りなかったのでした。
卒啄同時(そったくどうじ)という言葉があります。
鳥が卵から孵化する時に、殻の中から赤ちゃんが殻を突いて「もう世の中に出るよ!」と合図をするタイミングがあります。
このタイミングで「親鳥」は外から殻を突いて割ってあげるのです。
親鳥が「殻を割るタイミング」が早すぎても、遅すぎても子どもは死んでしまうのです。
昨日がまさにそのタイミングだったのでした。
ですから、今日の中3生は良い表情してましたよ!
そうそう! KOSHIN学院の新兵器を使って、今日は英語のリスニングテストの対策をしました。
これを使ってリスニング問題の解き方や考え方を徹底的に指導しました。
中3生達は、どんどんできるようになってくれました。
ここでも「素直さ、謙虚さ、そして朗らかさ!」が物を言うんです。
うちの生徒達は、とにかく「やってみよう!」としてくれます。
※これは私がいつもウルサく指導していることですから。
指導してあげれば「分かる」んですけどね、今日はその後「できるようになるまで」練習を繰り返してもらいました。
はい!
今日は「ちょっとした心構えの差が、大きな差になる」というお話しでした。
それでは今日はこの辺で。また明日!