小学校でも、中学校でも、教師は同じように授業をしているのに、生徒が受け止める情報量はものすごく違います。
これね、黒板の前に立って授業してみると、どうしてそんなに差が出るのかすぐに分かるんですよ。
どんどん私の話の内容を吸収する子って、こんな傾向があります。
※この話は、無料では教えたくないくらいです。
- 「そうなのか!」
- 「なるほど!」
- 「おもしろい!」
- 「やぁ、良いこと聞いたなぁ!」
と、感情をゆらし、そして「相づち」を心の中で打ちながら授業を聴くと、記憶に情報が残りやすいんです。
私の授業を頷き(うなずき)ながら授業を聴いている生徒で、成績の悪い子っていないんですよ。
※ごく稀に全然授業聴いてないのにできる子いるけど・・。こういう子は別格。
感情を揺らしながら授業を聴くこと!
- 誰かに情報を伝えた(教えた)時
- 感情が揺れ動いた際に情報が入ってきたとき。
実は私学生時代は「暗記」が大の苦手でした。
「面倒くさいなぁ」と思いながら仕方なしに勉強してたから、全然覚えられませんでした。
ところがギッチョンチョン
塾の先生になってから暗記で困ったことなど一度もないんです。
え? 頭が良くなったから塾の先生になったんでしょですって?
残念でした。ぶぶー(笑)
これも本当は「秘密」にしておきたい情報なんですけどね、
他の人に教えると、いつの間にか覚えちゃうんです!
他人に説明するには、「自分の頭の中で完全に整理」できてないと教えられないんです。
この問題解けますという程度では、他人に教えられないんです。
たまに、うちのバイトスタッフの子達が、
「塾長!この問題解けるんですけど、うまく教えられません!」
って言ってくるんです。
それは仕方ないことなのです。プロとアマの違いですから。
例えば、問題を説明するために・・・
「先にこれを理解してもらって、次にこれを説明する。そして最後にこう持って行く」
という感覚が「プロの教師」なら身体に染みついてるんです。
つまり「相手」にきちんと伝えられるということは、その問題がちゃんと頭に入っているということでもあるんです。
ですから何度か授業していれば、自然と覚えちゃうんです。
ちょっと、この動画を見ていただきたいんです。これ、私が作った授業動画の一部なんですけどね。(再掲)
大部分の中学生が「中国と日本の歴史の関係」が苦手なんです。正直なことを言うと、私自身も学生時代はチンプンカンプンでした。
中国人の方が聞いたら怒られそうですけど、歴史に興味のない人にしてみれば
袁世凱・孫文・毛沢東・蒋介石
この人達の違いはさっぱり分からない生徒がほとんどなのです。
そこでこの人達のことを分かりやすく説明する動画を作りました。
※このHPの教材置き場で全てごらんいただけます。
こういうのを「自分で作る」には、ちゃんと頭に入ってないと作れません。
この動画だって、最初は私が「手書き」でまとめを作って、それをワープロで綺麗に打ち直し、さらに2種類の動画ソフトを使って、最後に音声を載せて作ったんです。
これって最初に申し上げたとおり、
- 誰か(生徒)に情報を伝えた(教えた)時
- 感情が揺れ動いた際(生徒に伝えたいと思った時)に情報が入ってきたとき。
に動画教材を作りましたので、もう私の頭の中では完全に
袁世凱・孫文・毛沢東・蒋介石
は整理されているわけです。
この教材を作った時の私は
- 「そうなのか!」
- 「なるほど!」
- 「おもしろい!」
の連続でした。動画編集が分からなすぎて泣きましたけど。
授業を聴くときの意識を変えましょう!
そうですね! 「君達も授業の内容をしっかり頭に残したい」ですよね!
ならば皆さんも
- 「そうなのか!」
- 「なるほど!」
- 「おもしろい!」
- 「やぁ、良いこと聞いたなぁ!」
と思いながら授業を聴いてみてください!
それでは今日はこの辺で。また来週!
※このブログは土日祭日はお休みさせていただいております。