明日から地元神田中学校は「夏休み」に入ります。
夏休みは40日も要らないだろうと思うのですが、ここで制度批判をしても仕方ありません。
現実問題として、今年も夏休みは40日近くあります。
そこで気になるのは「夏休みの宿題」ですよね。
うちの生徒の場合、もうすでに「数学のプリントは終わった」と言っている子もいます。
夏休みの宿題で、一番最後に残ってしまいがちなのが「読書感想文」です。
そもそも「読書」が苦手な生徒にとっては大変な作業になってしまいます。
そこで、まずはこちらをごらんください。
昨日のブログでご紹介したのですけど、文章を朗読してくれるアプリを使うと「読解力」を付けるのに有効だという話をしました。
※検索すると実にたくさん出てきます。
これを応用すれば「読書感想文」を書くために絶対に必要な「読書」が苦手な子でも、かなり読書しやすくなります。
もっとも、かえって音声は邪魔になるので、そのまま普通に本を読みたい人はそれで全く問題ありませんし、それができるならそれに超したことはないです。
これはあくまでも「読書が苦手」という生徒に向けた話です。
嫌いな本や、おもしろくない本は無理に読まなくて良い
私も読書は大好きで、時々本屋で大量に本を買ってきます。ひとつの本ばかりだと飽きるので、数冊の本を並行して読み進めることもあります。
しかーし!
中には文章が難しくて読み進めることができなかった本もありますし、内容が面白くなくて、本棚の肥やしになっている本もあります。
学生時代に「島崎藤村」の『破壊』という文庫本を買ったのですが、当時の私には文章が難しすぎて、数ページ読んだところで読むのを断念してしまいました。
その後ずっと本棚の肥やしとなっていた「破壊」なんですけどね。
塾の先生になって10年くらいした頃に、ふと本棚から出して読んでみると面白くて、あっという間に最後まで読み切ってしまいました。
塾の先生をしたおかげで、学生時代よりは語彙力も増えたから読めたのかもしれません。
反対に買ってきて数時間であっという間に読んでしまった本もたくさんあります。
私は個人的に「本」は自分の物にしたいので、図書館で借りることはありません。
でも、小中学生の子達が書店で「自分の好きそうな本」を探すのは難しいし、買ってしまって失敗しても可哀想です。
ですので、「図書館」で借りて読むことをお勧めします。自分が好きな本や、好きな作家に出会うと楽しいですよ。
KOSHIN学院でも、この夏休みに生徒達をつれて平塚市立の北図書館に行こうと計画しています。
あのね! 言っとくけど・・・
私は他人から「この本を読むように!」なんて命令調で言われると絶対に読みたくなくなるんです。
面白いかどうかなんて「人によって違う」のですから。
- 僕は推理小説の本が好きだな!
- 私は純愛物語が良いな!
教科書のように「試験に出るから読む」わけじゃないんだから、自分の好きな本を見つけて読めば良いと思います。
そんなこと言うと、私は「今でも」絵本が好きです(笑)。
読書なんて「楽しくなければ」続きませんし、本を読んでも頭に入ってきません。
自分の好きな本を探してくださいネ!
それでは今日はこの辺で。また明日!
【KOSHIN学院は神奈川県平塚市田村にある、一生懸命頑張る生徒をトコトン応援する高校受験専門の学習塾です!】