早いもので、もう「8月」です。そうこうしていると「あっという間」に夏休みも終わってしまいます。
そこでぜひ「気をつけておいて欲しいこと」があります。
これは真面目に頑張っている普通の子でもあり得る話なので、本当に気をつけて欲しいんですけどね。
夏休みが終わって「さあ! 学校だ!」というタイミングで、よくあることなのですが、「学校へ行こうと思うと頭が痛くなる・お腹が痛くなる」という病気です。
「どうして?」
と言われても原因もはっきりしません。それでも明日はちゃんと行こうと思うんだけど、明日になるとまたお腹が痛くなるというパターンです。
それでも最初にうちは「塾だけなら行かれる」という生徒もいるのですが、やがて塾に行く前にも頭が痛くなってきちゃったりするんです。
原因が分かれば「親」も対処の仕方もあるのですが、特に理由があるわけでもなかったり、複雑に入り交じっていたり。
これって典型的な不登校のパターンです
こうなってくると「真面目な生徒」ほど罪の意識が強くなるのか、だんだん深みにはまってしまうことがあります。
こんな時に無理矢理学校に連れて行ったりすると、かなりややこしいことになってしまいます。
状態が悪化すると「カウンセリング」を受けに行くのもつらくなってきます。
ここで保護者の方にお願いがあります。
もし、そんな兆候が見えたら無理せず少し休ませてあげて欲しいんです。
例えば「風邪をひいて熱が出たら」学校を休んで寝ますよね?
それと同じように「心が風邪をひいたら」やはりゆっくり休ませてあげください。
特に受験を控えた中3生の場合は、親子共々心配でたまらなくなってしまいますよね。
私は医学的なことは専門ではありませんが、不登校になってしまった場合の高校選びの方法については、いろいろ指導させていただくことができます。
平塚市にお住まいの方でしたら、アドバイスを差し上げることができます。
そしてなによりも「専門家」のアドバイスを得ることが大切です。
学校には「スクールカウンセラー」という人もいます。
しかーし!
基本的に「学校のカウンセリング」というのは、「学校に復帰することを目指すカウンセリング」なんです。
もちろんそれで良い生徒もいます。
でもね! 実はもっと複雑な事情を抱えている生徒も少なくないんです。
そうした場合、単に学校に戻れれば良いというだけの問題ではなくなりますよね。
- 家庭環境
- 入試のプレッシャー
- 友人関係
もう、あげたらキリがないです。
そのように追い込まれてしまった生徒の顔色をみると総毛立っていることがあります。
真っ青な顔をしていて、とにかくダルそうで・・。
誰にも会いたがらないんです。
家庭で出来る対処の仕方
こうすれば絶対に治るという治療法は聞いたことがありませんが、信頼できる専門家に相談することをお勧めします。
しかーし!
ご家庭でできることもあります。
- 学校に行かなくても良いから、学校に通っている時と同じ時間に起きて、同じ時間に寝るという規則正しい生活リズムにしてあげること。
- 顔色が青い場合などは「医師の診断」を受けた上で、日光に当たりながらゆっくり散歩をする。
- 簡単なストレッチでも良いから、少しずつ身体を動かしてみる。
こうした生徒の場合、目眩(めまい)がしたり、吐き気がしたりする場合もあるから、医師の診断のもとに運動を行ってください。やり過ぎは危険です。
要するに「血行が悪くなっている」ことが多いんです。
人間って、心配事や悩み事があるとブルブル震えたり、冷や汗をかいたりすることがありますよね?
そんな時は身体を温めるじゃないですか。
自律神経が上手く働かなくて、体温調節がうまくいかなくなっている生徒も見てきました。
医師による大量の薬の投与には、疑問を感じることもあるんです。
※決してお医者さんを批判したいわけではありません。
鎮静剤みたいなものを処方されて、眠気が強くいつもクラクラしている子もいました。
それで余計に元気がなくなっている子もいたということをお伝えしたいだけです。
こうしたケースでは、もちろん医師に診断してもらうのも良いですが、私のお勧めは「鍼治療」です。
平塚・大磯にお住まいの方でしたら「高橋治療院」の高橋先生に相談してみると良いです。
KOSHIN学院の塾長の紹介だと言えば、懇切丁寧に治療してくれます。
単純に「血行が良くなる」わけですから、自律神経も調子良くなってくるわけですよね。それ以上詳しいことは高橋先生に聞いてみてください。
うちの卒業生も、何名か高橋先生に助けていただきました。
「薬」を使わないので安心でしたと、保護者の方がおっしゃってたのを思い出しました。
薬も
- 「あれで合わないから、これを!」
- 「これで合わないから、あれを!」
といろいろ処方されて、かえって気持ちが悪くなったりしているケースも多く見てきました。
必ず薬の効能や、副作用についても調べておくことをお勧めします。
また不登校専門のカウンセリングをしている先生をご紹介することもできます。
一番いけないのは!
お母さんがひとりで悩んでいること!
です。
本当に困った時は「他人の力」を借りるのも一つの大きな手段だと思います。
エラそうなことを書いている私ですが、私だって「生徒の指導法」で行き詰まることもあります。
そういう時は、「塾長仲間」に相談に乗ってもらうこともあります。
私の「塾長仲間」には「すごい先生」がたくさんいますから、ものすごいヒントをもらえることがあります。
※これはお互い様なんですけどね。
自分で言うのもなんですが、何十年も塾をしていると、いろいろな方面に顔が利くようになるんです。
最初の卒業生ももうすぐ40歳。いろいろな方面で活躍しているので、何かあればすっ飛んで助けに来てくれます。
ですからもう一度繰り返します!
お母さん! 絶対にひとりで悩まないでね!
あなたのお子さんの様子が変だな!
と思ったら早めのパブロンですよ
それでは今日はこの辺で。また明日!