とても困る生徒のタイプに「自分で問題を解こうとせず、スタッフのお姉さん(お兄さん)に問題を解いてもらおうとする」子がいます。
生徒本人は「先生に質問しに行ってるつもり」だけに厄介なんです。
ある程度経験を積んだスタッフなら、「自分で考えてね~!」と軽く突き放せるのですが、まだ経験の浅いスタッフだと「生徒のペース」に巻き込まれちゃうんです。
一生懸命教えてあげるのは良いのですが、気がつくと生徒は先生が解いてくれるように誘導してるの。
こういう生徒は注意されるまでは私のところには来ませんから。
自分で考えなければダメです!
実は今日ひとりそんな生徒がいました。理科の難しい単元を勉強していたので、とりあえず今日のところは様子をみてげました。
しかーし!
明日以降もそんなことをしていたら、私は許しませんよ。
だって、そんなんじゃ勉強出来るようになるワケがありませんから。
スタッフにそのことを伝えたら、本人も分かっていたようで、途中から「自分で考えておいで!」と突き放しましたと言ってました。
今日のスタッフは経験が浅いとはいえ、私が見込んだ子ですから気がついてくれていました。
しかーし!
「学生講師」「新人教師」なんかだと、こういう生徒に一生懸命教えちゃうんです。
言い方が良くありませんでした。
「本当に教えている」なら、むしろそれは素晴らしいことなんですけどね、
たいがいのケースでは、「生徒が自分で考えるのが嫌だから、怖くない先生に解いてもらおう」としているだけです。
- ほとんど自分で考えてなくて講師が一方的にしゃべってる。
- 適当に「なるほど~!」とか言ってるけど、ナニも分かってない。
- 「調べる」ことでさへ、自分で調べようとせず講師にやってもらおうとする。
じつはこういう生徒ってあちこちにいるんです。
こういう生徒は「優しくかまってくれる先生」が大好きだから始末が悪いの。
そして本人は「今日はいっぱい先生に質問した!」なんて思ってるから、もっと始末が悪いんです。
本当に勉強ができるようになりたいわけではなく、その場の苦しみから逃げたいだけですから。
くどいけど、それが証拠にそういう子は私のところには来ません。
次回そんなことをしたら、「お前さんは質問は全て私のところに来なさい!」言ってやります。
だってそれじゃできるようになるはずがありませんから!
もしこのブログを読んでくださっているのが、まだ経験の浅い「教師・講師」の方でしたら、気をつけてください。
どうすれば甘えるのが直るか?
「精神的に幼い子」は自分でやるのではくて、「親や先生にやってもらおう」とします。
そこで「親や教師」が毅然とした態度で接することができるかどうかがポイントです。
そんなんじゃできるようにならない!
ということを理解してもらうように指導しなければなりません。
しかーし!
ここで大きな問題があります。
ほとんどの塾の先生は、こうしたことにすぐに気がつきます。
※ちゃんと指導をしている塾なら。
ですから、こうした生徒には、むやみやたらと、なんでも教えるようなことはしません。
※ちゃんと指導をしている塾なら。
ここで困るのが、「せっかく塾の先生が教えないで、自分で考えさせようとしているのに、親が教えてしまう」ことです。
特に小学生の問題くらいだと、親が教えられますから「教えちゃう」んです。
他塾ではどうか知りませんが、KOSHIN学院でこんなことをしたら、私は親を注意します。
それでも子どもがぐずったりしたら、すぐに私に相談してください。
これも言い方が少し良くなかったかもしれません。
「本当にちゃんと教えて、ちゃんとできるようになる」のであれば、親が教えても問題ないと思います。
ただ、多くの場合は「子どもが自分で考える機会を奪ってる」だけなんです。
それでは今日はこの辺で。また明日!
【KOSHIN学院は神奈川県平塚市田村にある、一生懸命頑張る生徒をトコトン応援する高校受験専門の学習塾です!】