1980年度「狭義では2002年度以降」から2010年代初期まで実施されていたゆとりある学校を目指した教育「ゆとり教育」なんですけどね。
2002年の改変後の教科書を見たときに愕然としました。
教科書の内容がスッカスカなんですよ。
特に「理科」とか「社会」なんて、ある程度詳しく学ばないと「なぜそうなるのか」が理解できません。
ゆとり教育の最大の失敗は「なぜそうなるのか」ということを生徒達に理解させることができなくなったことではないかと思っています。
しかーし!
私は私なりに「あの手この手」で「ゆとり教育」と戦ってきました。
- 分からないことは、まず自分で調べてもらう。
- 「なぜそうなるのか?」と生徒に疑問を投げかける。
- 例えばlook atとwatchとseeはどう違うのかと疑問を投げかけて、自分で調べてもらう。
最初の頃はなかなか上手くいきませんでしたが、年々生徒達がこれらのことをできるようになってきました。
生徒は「自分で調べて理解する楽しさ」を知り始めたのでした。
もちろん「調べさせて終わり」ではありません。
その後に私が、「どうたった?」とチェックするのはもちろん、さらにその上を行く知識を授けてあげます。
まずはその一例をご紹介します。
中3以上の方なら、中学校や塾などで「現在完了」というのを習ったと思います。
have+過去分詞
- 継続(ずっと~している)
- 経験(~したことがある)
- 結果完了(~してしまった・~したところ)
という形です。思い出していただいか方も多いのではないでしょうか。
しかーし!
なぜ現在完了はhave+過去分詞なのでしょうか???
この理由を動画で説明したので、ごらんください。
余談ですが、この説明はiPad ProとMacBook Proを使って作りました。最初のタイトルに流れる音楽もiPadで自作してました。
私自身も現在完了を教わった時に、「have+過去分詞で表すんだよ!」と言われ、特になんの疑いも持ちませんでした。
ところが「山下りょうとく先生」の英語の授業を聴いて、初めてhaveにも意味があるのだと知りました。
最初に山下先生の授業を聴いたときに、私が学生の時に「こんなすごい先生に教わりたかった」と心から思いました。
ちなみに今では、山下先生の授業は「学びエイド」というホームページから簡単に見ることができます。
余談ですが、学習塾も「学びエイド」さんみたいなシステムを上手に使いこなすところだけが生き残っていくのではないかと思っています。
というわけで、私自身も日々勉強しています。
- 進化しない先生には、生徒はついてきてくれない!
- 進歩しない親のいうことは、子どもはきいてくれない!
だから私も日々進歩、進化していきたいんです。
生徒達から「うちの塾長はいろいろなことができて、すげぇ~!」って思ってもらえるようにしたいんです。
それでは今日はこの辺で! また来週お会いしましょう!
※このブログは、土日祭日はお休みさせていただいております。