小中学生の時から「全て完璧」なんて子はまずいません。もちろんオトナでもいないけど。
特に若い子達の場合は「失敗」と書いて「経験」と読めば良いのだと思います。
毎日「えらそ~に」こうしてブログを書いている私だって、「今のスキル」は全て失敗という経験を通じて学んできたものです。
特に小中学生の失敗は認めてあげたい。
たまに
- 私なんかどうせ頑張っても無理だから・・
- 僕にはどうせできっこないし・・
- また同じことやって母ちゃんや先生に叱られた・・
なんて「ふてくされちゃう」子もいるんですけどね。
私も若い頃数々の失敗をやらかしました。その時に親や先生、上司や先輩などに随分叱られました。
しかーし!
叱られた言葉の中に「お前しっかりしろよ!」という愛がありました。
だから私も「生徒がなんかやらかしても」、本人がちゃんと反省するならば許してあげることにしています。
それで何度も裏切られ、煮え湯を飲まされるような思いをしたこともたくさんありますけど、それでも「若い子の芽」を摘みたくないんですよ。
ただーし!
本人がちゃんと反省するならばですけどね。
私の仕事は生徒の良いところを伸ばすこと
いつもこのブログで書いているのですが、伸びる子というのは
素直さ! 謙虚さ! そして朗らかさ!
があります。
これは「オトナ」でもそうです。社会人だって素直さや謙虚さ、そして朗らかさがある人の周りには人が集まってきます。
特に「小学生」は「素直さが一番ある時期」なのだと思っています。
意外と赤ちゃんは素直じゃなかったりしますもんね(笑)。
だからこそ、ものごとを「素直に受け容れられる」小学生のうちに、基本的な学習をしっかりしておくことが大切なのだと思います。
他人を嫉んで(ねたんで)ばかりいるようじゃ、前に進めません。
かのヨゼフマーフィー博士の言葉によれば、一番悪いものは「他人を嫉むこと。」なのだそうです。
私もその通りだと思います。私だって他人を嫉みたくなる時もありますが、そんな時は「妬みの心」を全力で体内から追い払います。
- 阿倍君は良いな~! 僕と違って頭が良いし・・
- 小池君のママは優しくて良いな~!それに比べて僕のママは・・
- 枝野君は、いつも立派な発言をしてすごいな~!それに比べて僕は・・
そんな風に他人を嫉んでばかりいたって、何も解決しません。
あなたは「あなたの良さ」で勝負していくべきなんです!
いろいろ失敗したり、つまずいたりしながら「自分の良さ」を発見してください。
松尾芭蕉は、
「月日は百代の過客にして、行かふ年も又旅人也。舟の上に生涯をうかべ、馬の口とらへて老をむかふるものは、日ゝ旅にして旅を栖とす。古人も多く旅に死せるあり」
と言っています。簡単に言うと「移りゆく年月は旅人であり、人生は旅そのものである」という芭蕉の哲学なんですね。
それをKOSHIN学院風に言うと、
人生とは「自分の良さを発見しながら」進む旅のようなものだということになります。
自分の良さを見つけて、それを伸ばすことによって周囲の人のお役に立つこと。
これが「人生そのもの」なのだと思っています。
しかーし!
「自分の良さ」って、失敗という経験をしないと、なかなか見つからないんです。
最後にもう一度繰り返します
人生とは「自分の良さを発見しながら」進む旅のようなものだ!
ですから、特に若い子達の場合は「失敗」と書いて「経験」と読めば良いのだと思います。
私は本人が真摯に反省するならば、若い子の芽を摘まないことにしています。
それでは今日はこの辺で。また明日!