たまに「塾に通えばすぐに成績があがる」と思っている母親(父親)がいます。
まるで魔法をかけたかのように、我が子が勉強し始めてメキメキと頭角をあらわすの・・・
実際に「本当にすぐに成果が出始める子」もいます。
しかーし!
そういう生徒は、ある程度しっかりとした基礎学力があるんです。
「ほとんどのこと」は自分で勉強していたのだけど、どうしても自分だけでは分からないことを、塾の先生に教わるケースです。
はっきり言っちゃおうかな!
私はこういう生徒大好きです。こちらも勉強を教えていて楽しいですもん。
一番困るケース
- 生徒は全くやる気がなく、しぶしぶ塾に通っている。
- 友達と遊びたいから塾に行く。
こういう生徒は本当に困るんですけどね・・・
しかーし!
一番困るのは・・
親が塾の指導にいちいち口を挟んでくるケースです!
かつて毎日のように授業が終わるのを待って、「今日のうちの子はどんな感じでした?」と聞いてくる母親がいました。
のみならず「今日は何を教えてくれたのですか?」と、しつこく聞いてくるんです。
あのね、ちょっと知っておいて欲しいんですけど・・
塾の先生って、授業の直前と直後はものすごく忙しいんです!
特にKOSHIN学院は、目の前は交通量の多い道路ですし、雨の日なんかお迎えのクルマで道路が渋滞しちゃうこともあるの。
だから「私が先に塾から出て」生徒達や、保護者の方の交通整理をしないと大変なことになっちゃうんです。
しかーし!
問題はそれだけではありません!
生徒達は一生懸命勉強を頑張って、ようやく授業が終了した時に
その開放感から、思わず塾の玄関から道路に飛び出しちゃう子もいるんです。
だから「私が先に塾から出て」生徒達を誘導しなければならないんです。
これね! 私だって「命がけ」の作業なんです。
それを毎回授業終了するのを待ち構えられてしまうと、本当に困るんです。
だからといって、保護者の方をないがしろにするわけにもいきませんし。
でも「生徒の命を最優先」させていただきます!
ちょっときつい言い方だけど、生徒はあなたの子どもだけじゃないの。
それを理解してくれないなら、KOSHIN学院では「あなたのお子さん」をお預かりできませんので、ご承知ください。
そもそも塾って何をしに来るところ?
- 塾をしょっちゅうさぼる。
- 親も平気で、しょっちゅう子どもを休ませる。
- 試験前なのに、家族でお出かけしちゃう。
それでいて、あんな塾に行っても成績があがらないと言い触れ回る。
確かに学習塾はサービス業ではあるけれど・・・
はっきり言っちゃおうかな!
そういう人は営業妨害なの。他の生徒の迷惑になる行為なの。
生徒は「まだ子どもだから」時々サボりたくなったり、逃げたくなっちゃうこともあるの。それは私にもよく分かります。
私も学生時代はそんなもんでしたから。
ただーし!
「親」がさぼらせちゃダメでしょう!
以前ある保護者の人から「金払ってんだろう!」と怒鳴られたことがあるんですけどね。
私も「カネもらってるから真剣にやってるんだ!」と言って差し上げました。
- しょっちゅう塾をさぼる。
- 問題集の答えを平気で写してくる。
- 宿題を見せろと言えば、学校のノートかなんかを見せて、今日はこっちをやってきたと平気でウソをつく。
そんなんじゃ、成績があがるわけがないし、高校だって不合格になっちゃう。
勉強はそんなあまいもんじゃない!
そんな子だったので、「そんなんだったら塾にくる必要がない!」と言ったのですけどね。
その父親はお酒のチカラを借りて、電話で怒鳴ってきたの。
「金払ってるのに、来るなとは何事だ!」だって。。
私は「お預かりしたからには」なんとしても、結果を出させてあげたいんです。
だから私も、その父親に言い返しました。
「なぜあなたのお子さんが、私をそこまで怒らせたのかご存知ですか?」
その父親は黙ってしまいました。
※その後「母親」に塾にきていただき、ちゃんと状況をご説明し、ことの顛末をしっかり理解していただきました。
もう一度繰り返しますね。
私は保護者の皆さんが、一生懸命大変な思いをして稼いできたオカネの一部を月謝としていただいております。
お父さん、お母さんが「お金を稼ぐ」のにどれほどご苦労をなさっているか、少し会ってお話しすればすぐに分かります。
身を削るような思いをして働いて得た収入を「子どものために」払ってくださっているのを痛いほど感じています。
だから!
なんとしても「勉強出来るように」してあげて、望み通りの高校に合格させてあげたいんです。
私だって「命がけ」でこの仕事してるんです。
中には「塾の先生なんて、体力は使わないからラクな仕事だよな」なんて悪口を言う人もいますけどね・・
ホント、冗談は顔だけにして欲しいです。
月謝だけいただいて、高校不合格でしたじゃ済まないんですよ。
それでは今日はこの辺で。また明日!