誰だって「他人から注意」されたら、気分の良いものではありません。
しかーし!
「あれこれ注意する」のは、我々「先生」と名のつく人の仕事です。他にも「監督」「コーチ」など「指導者」ならみなそうですね。
監督・コーチは「選手のために良かれ!」と思って指導をします。
しかーし!
その「指導が全く的外れ」であった場合は大変なことになるのは言うまでもありません。
素直な子は伸びる理由!
まったくのド素人が指導すれば、それは的外れな頓珍漢な指導になることもあるでしょう。
※私も塾の先生になり立ての頃は、ずいぶん失敗しました。当時の生徒の皆さんには本当に申し訳ないと思っています。
ただ「多くの失敗を重ねて」学んできた知識や経験が、今はとても役に立っています。
あのやり方では上手く行かなかったけど、こういうやり方にしたら生徒達がどんどんできるようになった!
そういう積み重ねがあるからこそ、生徒の皆さんに自信を持って指導することができます。
こうした指導を受けたときに・・
素直に受け容れることができる子は伸びます!
しかーし!
生徒達だって人間ですし、それぞれ人格もあるわけです。
ですから強制的に「いいからやれ!」なんていう言い方では生徒達はついてきてくれません。
どうしたら素直に受け容れてもらえるか?
言い古された言い方ですが、まずは「生徒から信頼・信用される」ことが先決です。
このブログを読んでくださってる方が「保護者」の方でしたら、おそらく「信用・信頼できない先生」と出会ってしまったこともあるのではないでしょうか。
私は「生徒としても」「先生としても」そんな経験をしたことがあります。
話を戻します。
どうしたら生徒から信頼してもらえるか?
です。
プロ野球の「イチロー選手」の名言集の中にそのヒントがあります。
夢を掴むことというのは一気には出来ません。
小さなことを積み重ねることで
いつの日か信じられないような力を
出せるようになっていきます。
とイチロー選手はおっしゃっています。
これを「学習塾」に置き換えるなら、
生徒の信頼を得ることは一気にはできません。
小さなことを積み重ねることで
いつの間にか生徒から
信頼されるようになっていきます。
そうなんです!
「小さな積み重ね」をするしかないのです。
だから教育は「電子レンジでチーン!」というわけにはいかないのです。
小さな成功体験を積み重ねてあげることができれば、生徒達は私の言葉に素直に耳を傾けてくれるようになります。
これは時として気が遠くなるほど時間がかかる大変な作業になることがあります。
しかーし!
せっかくKOSHIN学院に来てくれたのですから、なんとしても生徒の皆さんからの信頼信頼を勝ち得なければなりません。
生徒達から信頼してもらえると!
例えば今日は地元の神田中学校の中3の後期中間試験が終わった日なのですけどね・・・
中3生達に「明日も普通に授業やろうか?」と昨日お話ししたのです。
生徒の皆さんは誰1人文句を言わずに「それが当然」という表情で全員普通に授業を受けにきてくれました。
なかには今日で試験が終わったにもかかわらず、昼間から勉強しに来ている子もいました。
この生徒も、最初は「なんだかんだ理由を付けて」塾を休みがちな子でした。
でも少しずつ成績があがるにつれて、「自分から積極的に」に塾に来るようになりました。
最近では「自分から積極的に質問をしにくる」ようにもなりました。
手前味噌な言い方ですが、きっと私はこの生徒に「信頼」してもらえたのだと思います。
こういうのも本当に嬉しいし、ありがたいことだと思います。
もう一度繰り返します
私の指導に素直に従ってくれる生徒は伸びます!
強制的にやらせるのではなくて、自分から率先して私の指導を受け容れてくれるようになればシメたものです!
しかーし!
それには「小さな積み重ね」をしなければなりません。
小さなことを積み重ねることで
いつの日か信じられないような力を
出せるようになっていきます。
byイチロー選手
最後に!
どんなに良い指導を受けても、変にプライドが高く他人のアドバイスを受け容れない人は、そのアドバイスを「自分の栄養」にすることができません。
でも「信頼関係」ができれば、その変なプライドを挫いて「素直に受け容れられる」ようになっていきます。
それでは今日はこの辺で。また明日!