高校入試まであと85日!
日に日に入試の重圧がきつくなってきました。いよいよ「もう」今年度の入試です。今年の中3生はKOSHIN学院からの24回目の卒業生となります。
ということは、KOSHIN学院最初の卒業生は39歳になるんですね~・・・。信じられない早さです。
もっとも私も塾を作った時はまだ36歳でした。あの頃と「気分」はそんなに変わってないのですが(笑)
なぜならあの頃も今も「目の前にいてくれるのは小中学生」ですから。目に見える人達は年を取っていないんです(笑)。
私の最大の財産
過去の栄光に囚われている人は「前に進めない」と申します。
※私には特に「栄光」があるわけではありませんが、KOSHIN学院を作って24年目になったという実績だけはあります。
単なる24年間ではなく、私はここ平塚市田村の地を拠点として、多くの生徒や保護者の方と巡り会うことができました。
ありがたいことに、「今でも」お付き合いのある方が多くいらっしゃいます。
24年前、私は「小さな大手塾」を標榜してこのKOSHIN学院を立ち上げました。
そして「うちはアルバイトの講師は使いません! プロの授業を体感してください!」などと広告に書いていました。
しかーし!
その時の「一斉授業」(黒板を使って一律の指導)では、一部の成績上位の子しか伸ばしてあげられませんでした。
いろいろと対策をたてましたが、成績が下位の子達は「せっかく喜んで」塾に来てくれたにもかかわらず、それほどの効果を出してあげられませんでした。
もうダメだ。塾を辞めようかと思ったことも何度もありました。
ひとりの卒業生との再会
当時毎日喜んで塾に来てくれるのに、帰りは勉強が分からなくて、いつも泣きながら帰っていく小学生の女の子がいました。塾は大好きなのに「お勉強」が分からない。
私が「優しく教えてあげよう」としても、私が怖いのかすぐに泣いてしまいました。勉強以外のことなら私と楽しく話せるのに、勉強のこととなると・・・
そんな時にひとりの卒業生が突然「先生! 1ヶ月に一万円で良いからアルバイトさせてもらえませんか?」とやってきました。
バイトは使わないと公言していた私ですが、試しに彼女に一緒に教室に入ってもらいました。
するとあんなに泣いてばかりだった小学生の女の子が、めちゃくちゃ彼女になついて一生懸命勉強するようになりました。
もうそれからは「卒業生スタッフ」なしのKOSHIN学院は考えられなくなりました。
直接生徒の指導で協力してくれた卒業生もいれば、塾のパソコンや設備などで協力してくれる卒業生もおります。
初期の頃の卒業生は、開塾当時の私の年齢を上回るようになってきました。今では「なくてはならない」私の心の支えです。
少しエラソーな言い方なのですが、私は「私の周りに自然と人が集まってくる」ような人間になりたいと思っています。
24回目の卒業生になる予定の子達とも、これからも仲良く出来たら嬉しいです。
しかーし!
卒業の前に大一番が控えています。今年度もがんばるぞー!!
それでは今日はこの辺で。また明日!