先週の水曜日以来のブログになってしまいました。申し訳ありません。ちょっと疲れがたまってしまったので少しのんびりさせていただきました。
さて今日からKOSHIN学院も「冬期講習」に突入しました。中3生は毎日8時間、みっちりと勉強頑張ってもらいます。
そんな中うちの中3生達は・・・
一度やったはずなのに二度目やってみると意外とできない!
ことを痛切に感じています。
逆に言うと「ようやく本当の意味での学習法」が身についてきたとも言えます。
入試は1科目50分しかなく時間が足りません!
なにも「入試」に限った話ではなく、「定期試験」でも生徒達の言い訳を聞くと・・
- 時間が足りなかった
- ケアレスミスをした
という声が多いのです。
もっと早く解けるようになりたいけどどうしたらよいでしょうか?
生徒だけでなく保護者の方々からも、そんな質問をよくされます。
私の答えはこうです!
時間内に終わらせるための努力をするよりも、その問題を完全に解けるように心がけることが大切です!
ちゃんと解けるようになっていないのにもかかわらず、時間を気にしてもできるようになりません。
確かに問題を解くスピードは大切なんですけど、それには「完全に解けるようになっている」という前提条件が必要なのです。
特に中3生は入試のプレッシャーが日増しに増えてきています。
※神奈川県公立高校入試まであと51日。
一番良くないのは「気持ちばかり焦ってしまう」ことです。
まだ「その問題を完全に出来るようになってない」のに、気持ちがあせって次から次へと問題を解こうとしてしまうのはいけません。
できないまま「次の問題」に進んでしまうと、結局できないままで終わってしまうのです。
中3生だったら「入試の過去問」をしっかり解けるようにしていくことが大切です。それもできてないのに「あれこれ」と手を出すと大変マズいことになってしまいます。
ちゃんと分かるようになってくれば、自ずとスピードも出てきます!
一度解いて出来なかった問題は、しっかり勉強し直して、そして「できるようになるまで何度も」しっかり練習してください。
たくさんの問題を解くのは、「今解いている問題がしっかりできるようになってから」です。
先生を上手に利用してください!
かつて、とても手を焼いた生徒がいました。この生徒は塾に6時間くらいいて、結局一問も解かないで帰っていくのが常でした。
端から見ていると、まるでものすごく勉強しているように見えるのですが、鉛筆で何か書いてそれを消しゴムで消すという「作業」を6時間延々とやっていました。
もちろん何度も注意しましたが、結局数分後には元の木阿弥です。
そこまで極端ではなくても、例えば何十分もかけて数学の計算問題が一問解けたところで、大した効果はありません。
特に「お勉強が苦手な子」ほど、なかなか質問に来てくれない傾向があります。
本当に逆なんです!
どんどん質問しに来るようになってくると、必ず成績があがってくるんです!
まして「今解いている入試問題」ともなると、かなり手強い問題もあります。
もちろん「まず自分で考えてみること」が大切なことに変わりはありません。
しかーし!
考えているうちに分からなくて「ボーッとしちゃう」子が多いのです。
確かに訳の分からない問題が続いたらボーッとしてしまいます。
そういう時は「一問ずつ丸付け」に来ることが大切。
あれもこれもと思うとパニックになっちゃいます。そういう時は
「まずこの問題をできるようにすること」
に集中しましょう。これを分からないまま次に行ってはいけません。
できない子って「出来ないことを隠したい」という心理が働くことがありますが、それこそが出来るようになることを阻害する原因です。
ひとつずつ確実にできるようにしていくと、意外と大きく山が動くことがあります。
だから先生を上手に利用してください!
私達先生は、皆さんが質問に来るのを待っています!
それでは今日はこの辺で! また明日!
【KOSHIN学院は神奈川県平塚市田村にある、一生懸命頑張る生徒をトコトン応援する高校受験専門の学習塾です!】