昨日のブログで「何時間勉強したかより何問できるようになったか」が大切だということについて書きました。
文中で「1科目20問やるとして5科目で100問やると決める」ということを書きました。
ちょっと補足なんですけど、「これだけの量」を1~2時間でこなせる子ってほとんどいません。
※よほどの秀才か、よほど簡単な問題ばかりか・・・
少なくとも「入試問題を100問完璧にしてやろう」と思ったら、10時間以上かかってしまうかもしれません。
しかーし!
うちの中3生の多くは「毎日そのくらいの量」をこなしています。塾にいる時間だけで10時間近い子もいます。
我が生徒ながら本当にスゴイ!
生徒ではありますが、むしろ心の中では「尊敬」しています。
なんでそんなに頑張れるのだろう?
自分が中3の時と比べて、この子達はなんでこんなに頑張れるのだろうと不思議に思う時もあります。
真面目な生徒ほど塾に来たがる!
真面目な生徒に直接質問してみました。
「なんでそんなに頑張れるの?」
ってね。
すると「塾にいる方が集中できる」という声が圧倒的でした。
周りに「やる気満々」の人達がいるから、引っ張られる感じがするのだそうです。
「私も頑張らなくっちゃ!」ってね。
実は「これこそが私が長い時間塾を開放している理由」なんです。
いくら受験生でも疲れていないわけがありません。実際生徒の表情見ていると「疲れた~・・」という表情をしている時もあります。
そんな時に「自分の部屋でひとり」だったら、ベッドに転がってそのまま起きないなんてことになってしまいがちですよね。
あっ! ここできついひと言!
勉強に対して逃げ腰の生徒に限って、自分で計画的に勉強するので塾を辞めますとか言い出します。
これを鵜呑みにしてしまう親は、はっきり言ってちょっとアレです。
毎日塾に行って勉強するのがつらいから塾を辞めますというのなら、まだ話は分かります。
確かに体力的に厳しい子もいますもんね。
しかーし!
そもそも勉強したがらない子が、自分で計画的に自宅で勉強するなんてちゃんちゃらおかしくてヘソで茶が沸いちゃいますよ。
自分で計画的に勉強出来るくらいの生徒なら、軽く学年TOPくらい取ってきます。
話を戻します!
各教科20問完璧にしようとするなら、絶対的に時間が足りないというのが普通です。
だから頑張る子は冬休みともなれば、塾に来る時間がどんどん早くなってくるのです。
私が強制的に「明日は朝早くからおいで!」とか言えば、そりゃ生徒達はしぶしぶでも早く来るでしょう。
しかーし!
それじゃ、いかにも「私にやらされてる」感がします。
そうではなくて・・
自分から「塾長! 明日もっと早くから塾に行って良いですか?」って言えるようになって欲しいのです。
そんな話をちょっとでもすると、本当にもっとたくさん塾に来たがる生徒が増えてきて、どんどん私の勤務時間が長くなっていきます(笑)。
でもね!
私は「そのように頑張る生徒」が大好きなんです!
そういう生徒はトコトン面倒みてあげたくなるのです。
はい、贔屓していると言われても構いません。
その代わり「誰だって」一生懸命頑張れば贔屓してあげますから!
今学力が高いとか低いとかは気にしていません!
私は一生懸命頑張る生徒が大好きなので、トコトン応援してあげます!
それでは今日はこの辺で。また明日!