KOSHIN学院のホームページをイメージチェンジしてみました。まだ細かい修正が、しばらくこのデザインでやっていこうと思います。
さて一昨日のブログで「勉強は机に向かう前に勝負がついている」というブログを書きました。
今日はこのことについて少し補足しておきたいと思います。
例題も解かずに問題を解こうとする生徒
一生懸命勉強している(ようにみえる)のに成績があがらない子の場合、こういうケースが多いんです。
そもそも
- どうしてこの問題を解くのか・・
- ちゃんと理解できているか確認するはずなのに・・
なぜこの問題を解くのかということも分からずに先生に叱られたくないからという理由だけで勉強している生徒の多くは「例題も解かずに」に問題を解こうとします。
英語だったら「文章の意味も分からないまま」問題を解こうとします。
そりゃできっこないです。
しかーし!
こうした生徒は実はすごく多いのです。
問題の意味が分からないまま解こうとする生徒
これもすごく多いのです。
例えば扇形の弧の長さを求めなさいという問題で、
円周の長さ×中心角/360度
に当てはめて計算すれば簡単にできるのですが・・
- そもそも円周の長さの求め方も分かってない。
- なぜ中心角/360度なのかも分かってない。
それなのに問題を解こうとして、結局分からなくてボーッとしちゃうなんていう生徒も多いのです。
しかーし!
勉強に対する意識が高い子ならば「先生円周の長さの求め方ってどうすれば良いんだっけ?」と質問しにきます。
そのように質問に来てくれれば「中1の教科書の105ページを見てごらん」などと指導することができます。
でも意識の低い子は「分からないのをごまかすために、ノートになんか書いては消す」を繰り返しています。
こんなところからも「勉強は机に向かう前に勝負がついている」と言えます。
問題を読んでいるのではなくて眺めているだけの生徒
このパターンも多いのです。
問題の意味をしっかりとらえられていないんです。
「国語力の無さ」も大きな原因のひとつです。
問題文の意味も分かってないのにテキトーな答えを書いて持ってくる子も少なくありません。
この問題では何を聞かれているのか?
そんなことはお構いなしに、なんだか意味不明な答えを書いてきます。そのうえ「間違ってるよ!」と言われると一旦机に戻り、答えを消して何も考えずに別の答えを書いて持ってきます。
例えば「答えを次の(ア)~(エ)の中から選びなさい。」という問題ですと
まず答えを(ア)と書いて持ってくる。バツだと分かると何も考えずに(イ)と書いて持ってくる。それでもバツだと(ウ)と書いている。そして今度は(エ)と書いてくる。
昔こんなことをした生徒を叱ったら翌日退塾していきました。
でもね!
こんな意味がないことをするくらいなら塾なんか辞めた方が良いと思います。
そうではなくて「この問題ではどんなことを聞かれているのか?」をしっかり理解してから問題を解いて欲しいのです。
最後にもう一度繰り返します。
勉強は机に向かう前にどれだけ考えているかで勝負が決まるのです。
これはそんなに特別なことではありません。当たり前のことを確実にやれば良いだけのことです。
当たり前のことを確実にやらないから、いつまで経っても勉強出来るようにならないんです。
それでは今日はこの辺で! また明日!