このブログで何度も書いてきましたが、毎日こうしてエラソーにブログを書いている私だって「人生何度もあきらめかけた」ことがありました。
KOSHIN学院を作ってからだって「ここであきらめたらどんなにラクだろう」と思ったことも一度や二度ではありません。
しかーし!
卒業生や仲間のおかげでなんとか今日まであきらめないで塾を続けてくることができました。
今日もいつものように生徒達の笑顔を見ながら仕事ができるのは本当に幸せです。
くじけそうになった時はいつも
人生あきらめたら「その時だけ」ラクになる・・
と思って生きてきました。私の周りにも「人生をあきらめて」泥沼に落ちていった人達もいます。
一時の快楽に走ったツケがまわったのでした。
人生をあきらめなかった中3男子の話
まずはこの写真をご覧ください。これはうちの中3男子の1人がしていたテスト直しです。
女の子だったら、このくらいのテスト直しをする子はたくさんいるのですが、これを書いたのが男の子というのがポイントです。
これを書いた生徒は名前を「松坂大輔」君(仮称)と言います。
大輔君は中学1年生になる時にKOSHIN学院に入塾してきました。
中1の頃はお勉強が嫌いで、机に向かっても「集中」しているようには見えませんでした。
あとでお母様から伺ったのですが、中1~中2の頃は「何度か塾を辞めたい」とこぼすこともあったそうです。
それでも「あきらめないで」塾に通っていたら次第に成績があがってきてきました。
お母様の話では「成績があがってきてからは辞めたいと言わなくなった」のだそうです。
そして入試を直前に控えた今は、こんなに素晴らしいノートが書けるようになったのです。
自分が分からなかった問題を「まず自分で調べて」ノートに書き込んでいきます。それでも分からない問題は「私に質問」してきます。
性格的に大人しい子なので「自分から質問しに来る」なんて滅多になかったのですが、今ではドンドン質問しにくるようになりました。
積極的に質問しにくるかどうか
私は生徒が自発的に質問にくるかどうかは、勉強に対する意欲のバロメーターのひとつだと思っています。
お世辞にも「意欲的」とは言えなかった大輔君が、ここまでできるようになってくれて本当に嬉しく思いました。
あまりにも嬉しくて「写真」撮ってしまいました(笑)。
もし中1の時に大輔君があきらめてしまっていたら、今日の大輔君はなかったと思います。
もちろんまだ高校に「合格」したわけではないので感動するの早いのですが、大輔君の成長は本当に素晴らしいことだと思います。
あきらめたら「その時だけ」ラクになります。
人生の重圧から逃げたい一心で「あきらめた」人達のその後は無残です。
女房に逃げられ多額の借金を背負い相変わらず逃げ回っている人がいます。
KOSHIN学院の生徒には、そんな人生を送って欲しくありません。
それでもどうしても「その時だけでも良いからラクになりたい時」があるかもしれません。
そんな時は1人で悩まないで私に相談して欲しい。
エラソーにこんなこと書いている私だって、逃げてきたこともあるのですから。
一時的に逃げたって良いけど「あきらめない」で欲しいんです。
あきらめなければそれは失敗ではなく経験です!
それでは今日はこの辺で。また明日!