中3があと15日で「高校入試」を迎えます。
しかーし!
現中3生も去年は「中2」でした。当たり前なんて暢気(のんき)なことは言ってはいらせません。
これからの1年間なんかあっという間なのです!
そうなんです! 「もう入試は始まっている」のです。
これからの1年間をどう過ごすかで人生が変わってしまうと言っても過言ではありません。
ここで頑張れるような人間になって欲しい!
たまに「僕はやればできるもん」とか言っている生徒をみかけます。
はっきり言っちゃおうかな!
「僕はやればできる子だもん」とか言ってる子で「やってる子」なんか見たことがありません。
私もいろいろな人間とお会いしてきましたが、「俺はやればできるんだ」と言っている人で「やってる人」には会ったことがありません。
そんなことを言って虚勢をはっているだけなんです。
※私もかつて虚勢をはっていた時期がありましたが・・。
もっと言ってしまえば虚勢をはって逃げているだけなんだよね(>_<)
高校受験って誰だって苦しいの!
でもね! ここで絶対に覚えておいて欲しいことがあります。
苦しいことに直面した時にこそ、その人間の価値が分かる!
私もそうでしたし、このブログを読んでくださっている皆様もそうだと思いますが、人間は長く生きていれば否が応でも苦しいことに直面します。
- ちょっと苦しいことがあるとすぐに逃げてしまう人
- 少々苦しくても頑張って這い上がってくる人
この両者ではその後の人生が大きく変わってしまいます。
高校受験というのは「生まれて初めての大変苦しくて辛い経験」だとも言えます。
この苦しさをどうするかで「人間の価値」が大きく変わってしまうのです。
君たちの先輩はこうやって乗り越えた!
本当のことを言えば、せっかくKOSHIN学院に来てくれた子でも入試の重圧に耐えきれないで逃げ出してしまった子もいます。
しかーし!
ほとんどの先輩は「自分ひとりで勉強していると不安だから、毎日のように塾に来て他の生徒達と一緒に勉強する」ことで、この苦難を乗り越えています。
私の好きな言葉のひとつに、ベートーベンの
苦悩を通して歓喜に至れ!
というのがあります。
一生懸命頑張って苦しい勉強に耐えて合格した高校だからこそ、合格したからこそ喜びもひとしおなのです。
毎日遊んで暮らしている人が果たして幸せでしょうか?
※それはそれでうらやましい気もしますが(笑)
私は毎年「受験」を担当させて頂いております。何十年もやっていますが「今年はラクだった」なんてことは一度もありません。
今年の中3は幸い「点数的」にはそこそこ仕上がってきつつありますが、それでもインフルエンザで離脱する生徒もいて気が休まるなんてことはありません。
今年も厳しい戦いが続いています。
だから中学2年生! 今が大事です!
ここまで書けば、いかに中3の1年間をどう過ごすかが大切かということはお分かりいただけたかと思います。
KOSHIN学院の生徒には
苦悩を通して歓喜に至れ!
この言葉を贈りたいです。
しかーし!
苦しいばかりでは、まだ中学生の皆さんには乗り越えきれないかもしれません。。
「苦しいこと」も徐々に段階をあげていくことが大切です。
- まずこれをできるようにしよう!
- これができたらあれをできるようにしよう!
KOSHIN学院に限らずどの塾でもそうですが、「一生懸命頑張って」少しずつ高いハードルを越えられるようになっていって欲しいです。
皆さんの先輩もそうして歓喜に至ったのです。
それでは今日はこの辺で。また明日!