勉強って「勉め強いる」ことで、本来は気が進まないことを仕方なくするという意味だったそうです。「江戸時代」にはそのような意味で使われていたそうです。
明治時代になり「知識を得ること」が美徳とされるようになって、「勉強」は「学習」と同じ意味で使われるようになりました。
- 本来は気が進まないことを仕方なくするという意味
- だから「勉強しなさい!」なんて言われても
- 「勉強」ではなく「学習」と呼ぼう
本来は気が進まないことを仕方なくするという意味だった
なぜ子ども達の多くが「勉強嫌い」なのかと言えば、気が進まないことを無理矢理やらされる。しかもそれがかなり面倒くさいわけ。
ここまで読んだだけで「学生時代の自分」を思い出してしまった方もいらっしゃるのではないでしょうか。
勉強が嫌いになる理由について「プロ家庭教師」の佐々木先生はブログで次のように述べておられます。
参照:勉強嫌いになる理由 なぜ、勉強を嫌いになるのか?心理学的理由4つ
人間は本能的に「わからないもの、得体の知れないものを意識的に避けようとする性質」があります。
ですから「何を言っているか分からない授業」「理解できない言葉」を毎日何時間も聞かされるのは「苦痛」を通り越して「拷問」であったりするのです。
だから「勉強しなさい!」なんて言われても
私も小中学生の頃は親から毎日のように「勉強しなさい!」と怒鳴り散らされていました。
私自身も周りの人から「あいつは頭が悪い」なんて思われたくなかったし、「良い点数を取れたら良いな」という気持ちはありました。
※だから努力したとは言ってない
親に「叱られて」とりあえず「机に向かう」のですが、
- そもそも何をすれば良いかも分からない
- 問題集を見ても最初から何も分からない
- 分からないことだらけでイヤになってしまう
こんな状態なのに怒鳴り散らされても、私だってどうしようもありませんでした。とりあえず母の怒りが静まるまで「勉強しているフリ」をする以外に手はありませんでした。
今でも「そんな状態のお子さん」って実は結構多いんじゃないかな?
なぜそんな状態になってしまうかといえば、一番の原因は「分からないから」です。
ならば対処の方法はすごくシンプルです!
これに尽きるのではないでしょうか。私の場合は母が「良い先生」を探してくれて、私をその先生に預けてくれました。その先生に「基礎からたたき直していただいた」おかげで、だんだん勉強が分かるようになり、良い点数を取れるようになってきました。
昔から「餅は餅屋」と言います。何事においても、それぞれの専門家にまかせるのが一番良いということのたとえです。私の場合は両親がオカネを出して「専門の先生」に私をあずけてくれたおかげで、今こうして「塾の先生」をしていることができていると言っても過言ではないかもしれません。
「勉強」ではなく「学習」と呼びましょう!
「勉め強いる」難行苦行 というイメージが子どもにこびり付いてしまうとかなり厄介なことになります。
お母さんも毎日「主婦」「母親」「社会人」と本当に大変だと思いますが、それでも小学校低学年くらいまでのうちは「学校の勉強」で「分からないことを作らない」ようにしてあげて欲しいです。
ただ実際問題お母さんが、そこまでなかなか時間が取れないならば「小学校低学年」であっても「学習塾」に相談されるのも一つの方法だと思います。
- 勉強が分からない子どもは答案を隠しています
- 勉強が分からない子どもは授業が苦痛でしかありません
こうした子ども達の苦痛は「早めのパブロン」で取り除いてあげて欲しいです。勉強分からないまま「高学年」になると、子どもは本当につらい思いをします。
そしてできるだけ「勉強しなさい!」という言葉を、「一緒に学びましょう!」「学習しましょう!」という言葉に置き換えてみましょう!
何度も繰り返しますますが・・
「分かる嬉しさ!」「できる喜び!」を教えてくれるような先生を探してみてください!
実は「個人塾」にもすごい先生がたくさんいらっしゃいます。
それでは今日はこの辺で! また明日!