本日の昼間「某教育機関」(ごめんなさい名前は差し控えさせて頂きます)にお邪魔しました。
そこで職員の方々が「他の子と同じように行動することができない生徒」について、いろいろ論じておられました。
その方々が、私が「学習塾塾長」だと知ると急に「先生だったらどうされますか?」と振られました。
私だったらどうするだろう?
瞬時にいろいろな考えが頭の中を駆け巡りました。中でも真っ先に頭の中によぎったことは・・
という想いでした。
確かに「周りの子と同じことができない生徒」というのは扱いが難しいし、場合によっては「他の生徒の足手まとい」になってしまうことも否め(いなめ)ません。
暴力を振るったりするならともかく「周りの子と同じように行動することができない」という理由で辞めさせてしまうのは嫌だと思いました。
その職員の方々に伺うと、まだ保護者の方との連絡も取っていないとのことでした。
そこで次のようにおすすめしました。
- まず当該教育機関の責任者の方に報告する。
- 責任者の同意のもと、保護者の方からご家庭の様子を伺う。
※この際絶対にやってはいけないは、保護者の方を怒らせてしまうこと。 - あれもこれもではなく、優先順位を決めて「ひとつずつ」課題をクリアする。
- 発達障害の可能性もあるなら「専門家」に相談する。
※ただし絶対に保護者の方との同意が必要。この際も保護者の方を怒らせてしまっては意味がない。
このブログを読んでくださってる皆さんだって「我が子の欠点」をくどくど言われたら怒りますよね?
ましてや「お宅のお子さんは発達障害があるから・・・」なんて言われたら、私だったらぶち切れちゃいますよ。
※全ての教育に携わる方は、このことを肝に銘じておいてください。ってエラそうなことを書きましたが、私がまだ塾の先生になり立ての頃めちゃくちゃお母様を怒らせてしまった苦い経験があります。もうご連絡する術もありませんが、本当に申し訳なかったと思っています。
子どもは成長するのです!
周りの子と同じように行動することができなくて、本当に手がかかる子・・・。実は「かなりの人数」面倒みさせて頂きました。
正直なところ、なかにはどうしてもKOSHIN学院では助けてあげられなかった子もいました。本当に申し訳なかったと思います。
しかーし!
こうした生徒の多くが、その後「どんどん成長」して、私が驚くほど「勉強大好き」になってくれています。
こんなことが起こる度に・・・
[speech_bubble type=”drop” subtype=”L2″ icon=”jukucho.jpg” name=”塾長”] 手がかかって大変だからといって、辞めさせなくて良かった~![/speech_bubble]
と思うのです。
少なくとも
生徒も保護者の方も「やる気を失ってない」のであれば、私は絶対に見捨てませんし、あきらめもしません!
もちろん「他の生徒への配慮をする」のは言うまでもありません。
しかーし!
こうして「文章」で書くのは簡単なんですけどね・・実際に指導する側からすると本当に大変なんです。
しかーし!
大袈裟に言えば「その生徒さん」の人生がかかってるんです。
そしてこのブログを読んでくださってるお母様で、お一人で悩んでおられる方がいらっしゃいましたら是非最寄りの公共機関などにご相談くださいませ。
また・・
橋爪里枝 先生という方が、こんなブログを書いていらっしゃいます。私も何度も読んでしましました。
潜在的な発達障害児の早期発見と早期療育の必要性
先生はブログの中で「各自治体には、児童発達支援センターという機関があり、これを療育機関と言います。」とおっしゃっておられます。
気になったので調べてみました。
その中から「ご自分に合ってると思われる」支援センターなどを活用されたらよろしいかと思います。
ひとりで悩まないでくださいね!
それでは今日はこの辺で! また明日!
【KOSHIN学院は神奈川県平塚市田村にある、一生懸命頑張る生徒をトコトン応援する高校受験専門の学習塾です!】