今日ひとり私の知り合いの女子大生が「熱中症」にやられてしまい、頭痛がひどいなどの症状を訴えていました。
本人は「若い」し「水分も摂っていた」ので、熱中症だとは思わなかったようです。でも医者ではない私でも「あ! それは熱中症の可能性が高い!」と気がつき本人に伝えたところ、症状が当てはまったそうです。
その女性は別段激しい運動をしたわけではないようですが、連日「大学の試験勉強」や「アルバイト」などで少し疲れもたまっていたようです。
頭痛は意外に重症? 熱中症の3段階の症状
- 1度:めまい、立ちくらみ、吐き気、生あくび、大量の発汗、筋肉痛、筋肉の硬直(こむら返り)
- 2度:頭痛、嘔吐、だるさ、脱力感、集中力や判断力の低下
- 3度:意識や反応が低下する、全身がけいれんする
1度が軽症、3度が重症。このうち、
- 1度:その場で対処可能
- 2度:医療機関の受診が必要
- 3度:採血などの検査を行い、場合によっては入院や集中治療が必要
なのだそうです。
ちょっと待った!
頭痛、嘔吐、だるさ、脱力感、集中力や判断力の低下は2度!
2度と言うことは!
医療機関の受診が必要ということじゃんか!
これってかなりまずいじゃんか!
つまり先ほどの女子大生が早めに処置をしていなかったら危なかったんじゃん!
この危険な暑さの中で部活!?
こんなニュースもありました。「小1男児熱中症死亡の小学校で緊急保護者会」
部活の顧問の方ににくれぐれもお願いしたいのは「生徒の安全を第一に考えて」指導して欲しいということ。
つい先日は、この炎天下で学校の周りを80周走らせた顧問がいました。しかも生徒が倒れているのを全く気がついていなかったそうです。
はっきり言っちゃおうかな!
許せないです!
KOSHIN学院では、もちろん塾内は冷房完備しています。こんな小さな塾でもエアコン3台に扇風機1台。空気清浄機2台あります。
それでも暑い中自転車で通塾してくる子もいるので、このところ「毎日冷たい飲み物」を用意しています。
※ただし小学生は夕食を食べなくなる可能性があるので、保護者の方と相談しながら出すようにしています。
生徒の皆さんへ!
私が子どもの頃とは比べものにならないほど、毎年夏が暑くなっています!
皆さんが「部活」を頑張ること自体はとても素晴らしいことだとは思いますが、今年は素敵なんて言ってられるような状態ではありません!
- 1度:めまい、立ちくらみ、吐き気、生あくび、大量の発汗、筋肉痛、筋肉の硬直(こむら返り)
- 2度:頭痛、嘔吐、だるさ、脱力感、集中力や判断力の低下
- 3度:意識や反応が低下する、全身がけいれんする
などの症状を感じたら顧問がなんと言おうと直ちに運動をやめて涼しい場所に避難するなり、保健室の先生に相談するなりしてください。
この危険な暑さの中で「休んだらレギュラーから外すぞ!」なんていうコーチや監督の言うことを聞いてはイケマセン!
そんな脅しをかけてくる監督コーチがいたら「保護者会」で徹底的に叩いてもらうべきです。一番良いのは「校長先生」に相談することではないでしょうか。
これは根性が足りないとか、気合いが足りないなんていうレベルの話ではありません!
命の危険がある重大なことです!
皆さんの命より大切なものなんかありません!
しかーし!
危険なのは「部活」だけではありません。先ほどの女子大生は運動なんか全然していませんでした。
疲れている中試験勉強を頑張って疲れがたまっていただけででも、「命の危険」に遭遇してしまったのです。
尋常ではない命の危険がある猛烈な暑さ!
です。
生徒の皆さんも、保護者の皆さんも、このブログを読んでくださっている皆さんも、熱中症にくれぐれも気をつけてください!
無理は禁物ですよ! 本当に危ない!
それでは今日はこの辺で! また明日お会いしましょう!