算数や数学の計算問題などを間違えたときに、よく「ケアレスミス」に気をつけましょうなんて言いますけどね。
実はケアレスミスの95%以上は「ミス」なんかじゃないんです!
ではなんなんだって話ですよね。
はっきり言っちゃおうかな!
要するに・・
ということなんです。本当のケアレスミスというのは「せめて私くらい数学ができる人」が使う言葉です。
要するに「ちゃんと分かってる人」「ちゃんとできる人」が、たまたまうっかりミスをしたことが「ケアレスミス」なのです。
- まだちゃんと分かってない。
- なんとなくそんな感じという程度にしか理解してない。
- 分かったつもりでいるけど、できるようになっていない!
ということなんです。
ではどうすれば良いのでしょうか?
逆に皆さんは、どうして「ちゃんと分からないまま終わらせる生徒」が後を絶たないと思いますか?
それにはいくつか方法があるんですけどね。とかく「教師としての技量が未熟」な人がやりがちなのは、まだちゃんと分かってない生徒に「大量の宿題をやらせる」ことです。
生徒はれっきとした人間です。人間なら「課題は早く終わらせてラクになりたい!」と思うのが普通です。
「早く終わらせてしまいたい!」という気持ちが強くなりすぎると、ちゃんと理解しないまま「とりあえずこんなもんで良いや!」という気持ちが芽生えてきますよね!
[speech_bubble type=”drop” subtype=”L2″ icon=”jukucho.jpg” name=”塾長”] え? たくさん練習しなければ定着しないだろうですって?[/speech_bubble]
[speech_bubble type=”drop” subtype=”L2″ icon=”jukucho.jpg” name=”塾長”] まあ、そんなに焦らないでください(*^-^)v[/speech_bubble]
ちゃんと理解できる前に大量にやらせると、とにかく終わらせたい病が発生してしまうんです。
まだ正しく理解できていない生徒に「大量の課題」を与えるのは逆効果です。
※学校の先生も、塾の先生にもこんな単純なことが分かってない人が多くいのは大問題です。
私ならしっかりできるようになるまではこうする!
私なら、まだ知識があやふやな状態の生徒には「一問ずつ丸付けに来る」ように指導します。
実はこれ「教える側」からすると、ものスゴく手がかかって大変なんですけどね。
でも「その手間」を惜しんでしまったら、勉強が苦手な生徒を救ってあげることはできません。
もっとも「なんでもかんでも教えてしまう」というのも、とてもまずい方法です。
※学生のアルバイト先生など「不慣れな先生」に多く見られるパターンです。
大切なのは「生徒が自分の頭でしっかり考えて理解する」ことですから。
私の場合だと、敢えて「教えない」なんていう時もあります。
※自分で考えて欲しいからです。
やっぱりケアレスミスなんかじゃない!
ここまで読んでくださった皆さんは、「ケアレスミスってケアレスミスなんかじゃない!」ということをご理解いただけたと思います。
- 知識があやふやである。
- まだ自力でできるようになっていない。
だから間違えちゃうんです!
一問一問確実に理解する習慣を身につけましょう! たくさん練習するのはそれからです!
ですから「たくさん練習できるようになれば」シメたものと言えますね!
それでは今日はこの辺で! また明日!
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