現在KOSHIN学院の地元の中学校では、中2・中3ともに社会科は「歴史」を学んでいます。
※中3がこの時期に歴史が終わっていないのはかなりまずいけど。公民どうするんだろ?入試に間に合わないよね?
私自身も中学生・高校生の頃はそうだったのですが「とにかく歴史が全然覚えられない」と悩んでしました。
正直に言うと「地理・歴史」はさっぱり分からないまま大学受験を受けてしまい、さっぱり分からないまま大学を卒業してしまいました。
実は今、地理歴史は大好きです!
塾の先生になって「時間割」をもらったら・・・
「瀬下」(私) 1時間目:A組英語 2時間目:B組英語 3時間目:A組歴史
なにぃ~? A組歴史だってぇ~???
早速上司に「入社の際社会科は教えられないとお伝えしましたが、これはどういうことですか?」と尋ねると・・
四年制の大学出てるんだったら教えられる! いいからやれ!
※要するにちゃんと研修できる人間がいなかったの
やれっていわれてもさっぱり分からないし・・・。でも実際問題明日の夕方には生徒が来ちゃうわけだし・・・
仕方ないから授業が終わってから、塾に残って朝まで「次の日の授業の予習」をしていました。
上司はぶん殴ってやりたいくらい腹が立ったけど、とにかく「生徒の皆さんに迷惑をかけるわけにいかない」から、それはそれはヒッシこいて勉強しました。
その塾では「社会科」を教えられるプロがいなかったので、何を教えて良いか質問することもできませんでした。
※言葉は悪いけどオママゴトの塾の先生ごっこみたいな印象でした。
とにかく「過去10年間分の中学校の定期試験の問題」と「過去10年間分の公立高校の入試問題」を片っ端から解きました。
おかげで「これはテストに出るよ! しっかり覚えようね!」と生徒の皆さんに伝えられるようにはなったけど、でも「分かった」という感じがしませんでした。
歴史が分かるようになったきっかけ
たまたまテレビで「NHK大河ドラマ 炎経つ」という番組をやっていたのですが、何気なく見ているとドンドン吸い込まれるように見とれていきました。
奥州藤原氏が「源義経」をかばい、「源頼朝」と対決していく場面なんて、もう面白いのなんのって。
それがきっかけで司馬遼太郎さんの「義経」をあっという間に読破しました。こうなるともう歴史がどんどん好きになってきて、司馬遼太郎さんの本はほとんど読破しました。
さらに山岡荘八さんの「徳川家康全26巻」も全て読みました。
歴史が苦手だった私が、どんどん歴史に魅せられていったのでした。
私の歴史好きは「大河ドラマ」と「司馬遼太郎さんの本」がきっかけでした。
教科書だとさすがに「義経さんの女性関係」とか「秀吉の女性関係」なんか出てきませんが、この「女性関係」なんか歴史を語る上でたまらなく面白いです。
いきなり大河ドラマや山岡荘八では敷居が高いなら「歴史漫画」などから入っても良いかもしれません。
歴史が覚えられない人というのは「なぜそうなったのか」が理解できないから覚えられないんです。
はっきり言っちゃおうかな!
実は歴史を「そんな風に楽しく説明できる教師がいない!」のも大きな問題なんだよね。
※実際小中高大学で、上手に歴史を教えてくれた先生は一人もいませんでした。
話を戻します。
そんなわけで「歴史の流れ」が分かってくると、自然と頭に入ってくるし、暗記するにしても割りと簡単に覚えられるようになります。
実際に歴史上重大な舞台になった場所を訪れるのも楽しいです。
私は「炎経つ」の影響で、岩手県の「毛越寺」や「中尊寺」に実際に足を運んでみました。
何も知らずに中尊寺を見学しても、それなりに素晴らしいのですが、「歴史を知った上」で訪れてみると感慨もひとしおでした。
というわけで「歴史は言葉の意味や、流れをしっかり理解してから覚えるとこが大切」です。
だって意味も分からないこと覚えろと言われたって苦痛でしかないじゃん!
それでは今日はこの辺で! また明日!
【KOSHIN学院は神奈川県平塚市田村にある、一生懸命頑張る生徒をトコトン応援する高校受験専門の学習塾です!】