我々世代が小学生くらいの頃、男の子の遊びの定番と言えば「プラモデル」だったような気がします。人によっては「蛙を解剖」したりして遊んでいる子もいました。
プラモデルを作ればモーターを動かす必要があります。そこで年上のお兄さん達からなんとなく「電圧や電流」などについて教わりました。
つまり「遊び」そのものが「理科の勉強の下地」になっていました。
ですからなんとなく「男の子は理科が得意」という印象がありました。
しかーし!
最近の男の子の遊びといえば「ゲーム」ばかりです。ですから電圧や電流の知識もなければ、動物や植物の知識もあまりありません。
よく騒がれている「理科離れ」という現象です。本当に子ども達が可哀想だと思います。
そういう世代の子達に理科を教えるのは大変!
理科の勉強が楽しくてやるのではなく「試験に出るから仕方なくやる」のですから、どうしても理科が苦手という子は増えてしまいます。
今日は試験前ということもあり「理科の勉強」をしている生徒が多かったんですけどね。
感覚的にイメージすることができないことを勉強するのですから、すごく大変です。
【中1理科】
【中2理科】
ついこの間まで小学生だった子達が、いきなりこの難しさです。難しい問題から逃げたくなっちゃう気持ちも分からないではありません。
しかーし!
このくらいの問題をできないと
- 定期試験で良い点数を取れない
- 高校入試でも中位以上の高校には行かれない
ということになってしまいます。それじゃ「塾に通う意味がない」ではありませんか。
中にはかなりごっつい問題もあります。
【中3理科】
少々見にくいのですが右側のページの一番下の問題は「私が」解いても、ちょっと冷静な状態にならないと解けないレベルです。あれこれやりながら片手間に解ける問題ではありません。
小学生のお母様方もよく御覧頂きたいのです。
これらの問題をあなたのお子さんが中学生になったら解けなくてはいけないのです。
以前塾の近所の小学校の教師が「小学生のうちは遊ばせてあげてください!」と保護者を集めて語ったそうです。
遊ぶのは良いですよ!
しかーし!
小学生で習うことは小学生のうちにしっかり学んでおかないと、中学生になると「理科だけとっても」すごく大変なことになっちゃうの。
それが5教科どころか9教科もあるの。
これだけのことをやらなければいけないのです。それでも小学校のうちは遊ばせてあげてくださいなんて無責任なことを言うのでしょうか。
それでは今日はこの辺で! また明日♪
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