今日の授業の休み時間に、生徒の皆さんに「皆さんは幸せですか?」と聞いてみました。
※別に怪しい宗教じゃないですからね(>o<)
どのくらいの生徒が「幸せです!」と答えてくれたと思いますか?
突然なぜこんなことを言い出したかと申しますと、実は83才の母親が「心臓を切る手術」を受けました。高齢だし心配なので「もう手術をして痛い思いしなくて良いのでは?」と思いましたが、母が自分で「手術を受ける!」と言いました。
息子としては母の覚悟を尊重するべきだと思いました。
※実は昨日ブログをお休みさせていただいたのは、今日母の手術があったからなのです。
あの気丈な母親の苦しそうな表情を見ていると・・・ いろいろ複雑な思いが込みあげて来ました。
子どもの頃は母のことを「怖い・キライ」と思ってましたが、「あの母」でなければ今日の私は無かったのかなと思います。
そうそう! 聞いてください! 私の母は自分が入院中にもかかわらず・・
私の心配ばかりしているのです!
ちゃんとご飯食べているか? 洗濯とかどうしてる?
いやいやいやいや・・それよりも「自分の心配」して欲しいんですけど。
しかーし!
それが母親の気持ちというものなのだと思います。
そして私はというと、その「母親の気持ち」を相手に仕事させていただいています。
生まれてきてくれてありがとうから始まり
職業柄「お母様方」とお話しさせていただくことが多いのですが、皆さん「お子さんのこと」となると、もう夢中なんです。
※だから我々塾人はオカネをいただけるのですけど。
私の母の口癖の一つに「親はありがたいんだよ!」というのがあります。今だから正直に言いますが、私が若かった時には「ありがた迷惑」な言葉でした。
※母ちゃん、ごめんね!
まさに「親の心子知らず」でした。
しかーし!
親が年老いてきて(既に父は3年前に他界)、反対に「私が年齢を重ねて」(今月ついに還暦を迎えました) 「親のありがたみ」を痛感するようになりました。
でもこれは「皆さんも同じ」なのではないでしょうか。
自分の子どものためにならば「なんでもできる」んじゃないかと思うほど母親って偉大ですよね。
長年塾の先生をしてきましたが、若かった頃より痛烈に「お母様方の悩みや希望」を感じるのです。
私に出来ることは「勉強の仕方を教えてあげて、自分でできるような子になってもらうお手伝い」くらいしかありません。
だからこそ、これからもKOSHIN学院を通じて皆さんのお役に立ちたいと思います。
それでは今日はこの辺で! また明日!
PS:「幸せです」と答えてくれた子は約半数でした。まだ自分が「幸せ」だということに気がついていなかったようです(*^-^)v