毎年のように「あるある」なのが、特に中1・中2男子が「試験範囲の勉強」をほとんど終えないまま試験を受けてしまうパターン。
- 強く叱っても効果なし。家に帰れば忘れてしまう
- 毎日塾に呼び出してもぼーっとしてる時間が長い
- そもそも絶対終わらせてやるという気持ちがない
- やらなくても別に良いんじゃね? くらいの勢い
何十年塾の先生をしていても、こうした生徒はいなくなりません。「特に男子に多い」けど、もちろん「女子」にもこうした生徒がいます。
こうした生徒はどうすれば良いのでしょうか。今年も私の格闘は続いています。多分「塾を辞めるまで」この戦いは続くんじゃないかな(>o<)。
そういう生徒でも一年・二年と塾に通っているうちに少しずつですが「試験範囲を終わらせる」ことができるようになってきます。
特効薬があるわけではありません。毎日手を替え品を替えながら「生徒に伝え続ける」のです。
いつもこのブログで書いていますが、そういう生徒でも「ファイティングポーズ」を取っているならば、私は絶対にその生徒を辞めさせたりしません!
なんとかしてあげます!
ちゃんとやってる子でも試験範囲が終わらない!
普段から真面目に頑張っている生徒でも「中学校の定期試験の範囲の勉強を全て終わらせる」というのは、なかなか大変なことです。
なにしろ「やらなければならないことが大量にある」のです。
私が以前勤めていた学習塾では、それにもかかわらず「大量のプリント」を生徒に与えてやらせていました。
結局ごく一部の「上位層の生徒」を除けば、ほとんど「カバンの肥やし」になっていました。強制的にやらせようとすれば「答えを写してくる」のが関の山。
その時からずっと「大量のプリント」なんて「塾教師の自己満足」に過ぎないと思っています。
ですからKOSHIN学院では他塾に比べると「プリントの量」はとても少ないです。
な~んでか!?
せっかく買ってもらった「教材・ワーク」があるのですから、まずはそれをしっかりやって欲しいのです。KOSHIN学院で使用しているワークをちゃんとやれば「学校の試験ていどなら必ず90点以上取れる」からです。
塾のワークや学校のプリントなどをやることが最優先!
ちなみに「塾や学校のワークをやってない子」に限って・・・
[speech_bubble type=”drop” subtype=”L2″ icon=”jukucho.jpg” name=”塾長”] このプリント欲しい人手をあげて~![/speech_bubble]
なんて言うと「思いっきり手をあげて欲しがる」んです。
私はこういう生徒には絶対にプリントはあげません!
ちゃんとワークが終わったらあげる!
と突き放します。
だって「どうせやらない」からもったいないもん。
だからまず「与えられた課題をしっかり終わらせる」ことができるように育って欲しいです。
今はプリントを作るのも簡単になりました!
ちょっとこちらの写真をごらんください。
パソコンに「試験範囲のページ」を入力すると、自動的に「英単語のテスト」「漢字のテスト」を作ってくれるソフトがあります。
昔は「手作り」で英単語を抜き出して単語テストを作っていたのですが、今はほぼ一瞬でプリントを作ることができます。
今日も中2・中3の女子が「塾長! 漢字テストください!」「英単語のテストください!」と言ってきたので、すぐにその場で作ってプリントアウトしてあげました。
それを聞いていた、全然ワークが終わってない男子が「俺も欲しい!」と言ったので、「ワーク終わってないよね?」と言ったら黙りました(>o<)
別にケチであげないわけでも、差別しているわけでもありません。
こうした子は「プリントをもらっただけで満足しちゃう」から渡さないのです。
やるべきことをちゃんとやる!
そんな習慣を身につけて欲しいです。
今の時代「せっかく便利なものがたくさん」あります。
ただし「ちゃんとやる子にとって便利」なだけなの。
だけど頑張れば誰でも平等に贔屓してあげます!
ぜひどんどんプリントをもらえるようになるように頑張って欲しいです。
それでは今日はこの辺で! また明日!