このブログを読んでくださってる方は、きっとお若い方が多いと思います。
おそらく「フランク永井」さんという歌手をご存知ないかもしれませんね。
実は私も子どもの頃はそんなに好きな歌手ではありませんでした。でもここ数年ほど前から「良い歌を歌うよな~♪」と思うようになってきました。
そのなかでも「おまえに」という曲があるのですが、これがお気に入りです。
歌詞の最初に「そばにいてくれるだけでいい・・」という部分があるのですが、この歌詞がすごく好きです。
本当に大切な人は、そばにいてくれるだけでいい・・
もしこのブログを読んでくださってる方が「お母さん」でしたら、極論を言ってしまうとあなたの大切なお子さんは「そばにいてくれるだけでいい・・」と思われるのではないでしょうか。
もちろん「いてくれるだけでなく、元気に頑張ってくれている姿」を見られたらもっと良いですよね。
私にも「大切な人」がいます。というよりも「大切な人だらけ」です。
個人的なことではなく「KOSHIN学院塾長」として「大切な人」は、それは言う間でもなく「生徒・スタッフ・卒業生・保護者の皆さん」です。
もちろん「生徒はそばにいてくれるだけ」ではよろしくありませんが・・・
しかーし!
そばにいてくれなければ、何もしてあげられません!
せっかくKOSHIN学院に来てくれたのですから、やはり私がしてあげられることは全てしてあげたいと思います。
それはきっと「保護者の皆様」も同じだと思います。命より大切な我が子に「してあげられること」は全てしてあげたいと思っていらっしゃるのではないでしょうか。
そして「してあげたいと思える人がいる」ことは本当に幸せだと思います。
そばにいてくれるだけでいい・・
ところで反対に「子ども達」はどう思っているでしょうか。
二言目には
[speech_bubble type=”drop” subtype=”L2″ icon=”girl.jpg” name=”子ども”] 分かってるから! うざい![/speech_bubble]
なんて感じではないでしょうか。
なんでそんなことを言っちゃうのでしょうか?
おそらく「分かってはいるけれど、受け容れきれない」からでしょう。
悩んでいるときなどに、必要以上に「あれこれ言われてしまう」と受け止めきれないんですよ。
そんな時は「そばにいてくれるだけでいい・・」という言葉を思い出して欲しいです。
中学2年生の男の子を抱きしめた母親
男の子も中学2年生ともなると、母親と仲良くするのが格好悪いから嫌だと思うようになっている子も多いです。
でも、昔の卒業生で「精神的に不安定になってしまった中2男子」がいました。
- 勉強なんかしようともしない。
- 学校も行きたがらない。
- 塾も行きたがらない。
- 物を投げて壊す!
- 親や妹に暴力を振るう。
何度となく私にも相談に来られましたが、当時の私の力量では「どうすることも」できませんでした。
思いあまったお母様は「思わず息子を抱きしめて、ただただ泣いていた」のだそうです。
数日後息子さんに変化が現れたのでした。「お母さんごめんなさい!」という言葉が飛び出したそうです。
お母さんが何も言わずに「ただそばにいてくれた」のが良かったのではないかと思います。
そばにいてくれるだけでいい・・
これも立派な教育のひとつなのではないでしょうか。
それでは今日はこの辺で! また明日♪